<イノベーション>クオンタム思考

みなさん、こんにちは。

○○巡り、ということで、早速「パワースポット巡り」に行ってまいりました。

大阪府交野市の「磐船(いわふね)神社」と「星田神社」へ。

(磐船神社)

「天の磐船(アマノイワフネ)をご神体とする神社だそうです

「天の磐船」とは、写真右に写る高さ12Mの船の形を巨大な岩です。

確かに、不思議なエネルギーを感じるような気がしました。

「岩窟めぐり」の体験ができるそうですが、事故もあったとのこと、

冒険はしませんでした。

(星田神社)

隕石が落下した場所とか。

階段が、ずっと上の方まで続いておりました。

山影で暑さは少しマシでした。筋肉痛になるだろうな。

住宅街の中にある神社です。

物語に出てきそうな、ふと日常から非日常へとワープしたような不思議な

場所でした。

大阪にもパワースポットがあったんですね。

非日常を満喫できて、楽しかったです。

さあ、ようやく読み終わりました。

まずは、この方のプロフィールからご紹介しましょう。

村上憲郎 氏

現在 大阪市立大学大学院都市経営研究科教授、国際大学GLOCOM客員教授

大阪工業大学客員教授、会津大学参与

(経歴)

京都大学卒業後、日立電子株式会社入社

その後、DEC(Digital Equipment Corporation)Japanに転籍

通産省第五世代コンユータープロジェクトの担当を務める

2003年にGoogle米国本社副社長兼Google Japan代表取締役就任

2011年、村上憲郎事務所を開設

以上

短くまとめましたが、とんでもない経歴の方ですね。

そして、今回ご紹介するのは、村上氏の著書

『クオンタム思考』(日経BPマーケティング, 2021年, ¥1,600+税)

です。

1つ、とても残念なのが、この本が出版されたあとに「Chat GPT」

が開発されたということでしょう。

でも、村上氏にとっては、想定内だったのかもしれません。

前半に書かれていることを読むと、もしかしたら私がこのブログで書いてきたことが、

あながち的外れではなかったかもしれない、と少し自信が出ました。

「え?どこが?」と言われそうですね。

「一知半解」とか。

「禅」の本をご紹介したときに、「わからなくても、受け入れたらいいのでは」というようなことを書いたと記憶しています。

あとは「クレーム・オブ・リファレンス」。

でも、知識を「体系立てる」ということは、全然できていませんね。

それが課題ですね。

要するに、完全に理解できなくてもいいから「広く浅く」でいいんじゃないか、という

解釈をいたしました。いかがでしょうか?

さて、肝心の「クオンタム思考」とは何か?

本書の定義によると「日常感覚の世界を飛び越えたような比類なき思考」(p.16)

だそうです。

Googleをはじめとする、世界のトップクリエーターたちは、この思考に基づいて

行動しているのではないかと予想されます。

このブログの最大の関心事である「イノベーション」を考えるうえで、この

「クオンタム思考」が重要なヒントになるのではないかと思われます。

そもそも「クオンタム」とは何でしょうか?

日本語では「量子」と訳されるそうです。

本書を通じて、いかにしてこの「クオンタム思考」を習得することができるのか、

そのヒントが書かれています。

特に重要なキーワードが「量子力学」です。

文系の私には、本書で扱われている数式すらちんぷんかんぷんです。

本当は、もっとはるかに難解な数式が並ぶはずだと思うので、きっと

相当簡略化して書かれているのでしょう。

数式はさっぱりわかりませんが、「量子力学」の発展により、これまでわからなかった

問題が解明される日が来るのかもしれないという期待が持てました。

そして、「量子コンピュータ」が私たちの日常を、非日常に変えてしまうのだという

ことも、なんとなくわかりました。

だからこそ文系であろうと、「量子力学」とは何か、知るべきなのだということも。

本書は、「量子力学」を知るきっかけになる本であり、その先に進むかどうかが

分かれ道なのかもしれません。

みなさんは、どちらの道を選びますか?

ブログの方は以上です。

“Note”の方でも、この本を参考文献に取り入れながら、他にも数冊の本も含めて

私なりの解釈を書いた記事を作成中です。

料理で例えるなら、本書のご紹介は、いわば「メインディッシュ」のご紹介です。

この一冊で、すでに完成されております。

“Note”の方は、本書も素材として、私なりの「創作料理」を作ろうとしております。

「え?大丈夫?」と言われそうですが、まずは作ってみないことには始まりませんので、

頑張ります。まだ少し時間がかかりそうです。

このブログで次回ご紹介しようと思っているのは、「半導体」に関する本です。

コンピュータに関する知識をもっと増やしたいなと思います。

それでは、よい連休を!

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