みなさん、おはようございます。
昨日散歩の途中にふと思い出したのが、そういえば大学院の時に
書きかけの論文があったな、と。
時々本棚を整理しているもしと、その論文が入ったファイルを見つけて
続きを書いてみたいなという衝動に何度かかられたこともあります。
当時の指導教官がお亡くなりになって、添削していただいたこの論文が
形見なので手放すことができません。
修士論文は別のテーマで提出しましたが、先生はこちらの論文の方が
面白いと思ったよとおっしゃっていたのを覚えています。
その言葉が今もずっと引っかかっています。
改めて読み直してみると、参考文献が古すぎる。
あの時代に、「ビッグデータ」とかITの発達があれば、
もっと面白い研究になっていたかもしれない
と思うのですが、では今その論文をリニューアルできる
かといえば、その自信はありません。
何やら数式が書かれているけどすっかり忘れてしまったし、
今から古い文献を集めるのは至難の業です。
でも、その論文のテーマが「所得格差」なんですね。
当時は日本の所得格差は世界的に見ても、それほど問題にはなっていなかった、
むしろ優秀な国だったように記憶しています。
私が書いた論文は、海外の所得格差について書かれたものです。
ならば、このブログを機に「日本の所得格差」の参考にできるなら
この論文も少しは役に立つかもしれないと。
まだ見当もつきませんが、せっかく「社会課題」をテーマに
した記事も書いているので、「日本の所得格差」もトピックに
あげてみてもいいかもしれませんね。
「分配なき成長」も「成長なき分配」もやがて破綻をきたすのではないかと
思います。
成長と分配が好循環に機能するする社会が理想だと考えています。
さて、「ソーシャル・イノベーション」編の再開に向け、もう一冊本を
準備しました。
野中郁次郎先生の著書です。
野中先生が考える「ソーシャル・イノベーション」とはどういうものなのか?
じっくり勉強させていただきたいと思います。
それでは、よい一日を!