みなさん、おはようございます。
昨日、ちょっとした移動中に早速『SHIFT』 を読みました。まだ第一回目ですが、
みなさんにもいち早くご紹介したいと思い、また私の気分転換も兼ねて投稿します。
Kindle、最高です。ペーパーで本を読んでいる感覚と変わりません。
これこそ、イノベーションではないでしょうか。この小さな端末の中に、100万冊の本が
入るのですから。
これ以上本が増えると、本棚を買い替えるしかないかと困っておりました。大学の研究室みたいに、天井までびっしり埋めるしかなくなるかなと・・・。
それでは、あらためてご紹介します。
濱口 秀司(著)『SHIFT : イノベーションの作法』
(Kindle版(電子書籍, ¥4,455)
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プロフィールは省略させていただきます。
このブログでも、何度かご紹介させていただきましたが、濱口秀司氏は、USBフラッシュメモリやイオンドライヤーのコンセプ開発などを手掛けられた、伝説のイノベーターです。
本書は、濱口氏の初の論文集で、構成は全14回の連載(?)と、最後に、本ブログでも以前紹介したHBRの論文『「デザイン思考」を超えるデザイン思考』が収録されています。
濱口氏いわく、「日本こそ世界にインパクトを与えるSHIFTを起こせるはずだ。いや、資源に乏しく人口減少を迎える日本は、SHIFTを起こさなければならない。」(位置No.88)
と述べています。
イノベーションは、次の2つに大別されるという。一つは「SHIFT」、もうひとつは「JUMP」。
それでは、この『SHIFT』とは、なにか?濱口氏は、「SHIFT」という、偶然のひらめきや一部の天才に頼らない作法で、だれでもイノベーションを起こせる方法を体系的に紹介しています。
詳細は本書を読んでいただくとして、この回で特に気になったのは「ストラクチャード・ケイオス」の概念です。以前ご紹介した論文にも触れられていましたが、「アイデア出しの際には思考モードをこの状態にコントロールしなければならない。」と本書でも述べられています。私が初めて、この概念について読んだとき、脳みそがよじれるような気持ち悪さを感じました。でも、このブログをつくりながら、ようやくこの概念がなんとなくわかるようになりました。自分でも、なんとなくこの感覚がわかる気がします。
確かに、自分がクリエイティブな思考モードに入っているときは、右脳左脳の中間に安定しているときのような気がします。実は、私がブログの記事を書いているときは、多分この状態に入っている時だという自覚はあります。でも、あとで読み直して、おかしいなと思う時は、なるべく書き直しています。この時は、左脳モードで客観的に読まないといけません。
時間がない時は、「えいや」と勢いでそのまま投稿しています。
今日も、そうです。すみません。
本書は、数年前に試し読みで読んだのですが、今こうして読むと、大変わかりやすく説明されている本だと感じました。きっと、皆さんもそうお感じになられるのではないかと期待しております。ここまで、わたしと一緒に修行を積まれてこられたのですから。
次回は、少しまとめて読んでからご紹介したいと思います。
さあ、これからインプットモードに切り替えます。
そして、正月太りを解消すべく運動もしなければ。
それでは、よい週末を。
今週の週末企画はお休みいたします<(_ _)>
あ、そうだ 「Chat GPT」ご存知ですか?昨日初めて見ました。ここまで来たか!と驚愕しました。興味のある方は、よかったら是非調べて試してください。そして、ミラクルを体感してみて下さい。