意思決定の教科書

みなさん、おはようございます。

投稿者の「らん」です。

昨日のネット記事で、羽生善治さんが好きなおやつという話題を

目にしました。

一位はチョコチップクッキー、二位は信玄餅とか。

おもわずほっこりしました。

頭脳を使われるので、やはり糖分が必要なんだなと。

それなら私の好きなお菓子のナンバー1って何だろう?

その時々で食べたいものが変わるので、なかなか順位がつかないんですね。

でもって、ずいぶん時間がかかってから結局、

一位は干し芋かな。年齢とともに好みも変わるようで、最近は素材の味が好きかな。

あとピスタチオも食べだすと止まりません。

二位は、やっぱりこれも年齢とともに変化したのか、小豆のお菓子。

昨日姫路のお土産を頂いたのですが、「総本家 かん川」さんのどら焼きが

最高でした。姫路のお菓子が美味しいですね。

「五層もなか」さんの姫路ロマンだったかな?これも美味しかったです。

それと、昨日は11月29日で「いいにく」の日だったとラジオを聞いて知りました。

みなさんはお肉料理を召し上がられたんでしょうか?

確かに、昨日はスーパーでいつも以上にお肉がたくさん並んでいたような気がします。

でもうちは、お刺身でした。

さて、どうにか、今月中に本紹介が間に合いました。

Harvard Business Review 意思決定の教科書(ダイヤモンド社,2019, ¥1,800)

「意思決定」と一言で言っても、アプローチは様々です。

心理学、行動経済学、はたまた脳科学から。

ビジネスにおいて、なぜ「意思決定」が重要なのか?

「しかるべき意思決定をしかるべきタイミングで下していることが、

好業績組織に共通する特徴である」(p.140)

(「意思決定RAPIDモデル」/ポール・ロジャー/マルシア・ブレンコ)

と考えられている。

しかし、「意思決定」には様々な阻害要因が働く。

様々なバイアス、経験に基づく勘が時に判断を誤らせる。

本書ではこれらについて、心理学、脳科学、行動経済学などの視点で問題点と

その解決策が提言されている。

親切なことに、参考文献も提示されており、これを頼りにより深く学習していくことが

できそうです。

本書は10本の論文から構成されていますが、私の場合は意思決定の具体的な

プロセスについての論稿は、さっぱり理解できませんでした。

経験不足もあるかもしれないですね。イメージが沸かない。

一度読んだだけでは理解できないと思うので、もう一度よみかえす必要があるなと思いました。

親切にも、本書P.205-P.206に「図表8|意思決定の新しいトレンド」を参照すれば、

「意思決定」のアプローチを対比して理解することができます。

本書で特に注目したのは、「意思決定の自動化」です。

確かに人為的ミスを減らすことを目的とするならば、「自動化」というのは

魅力的ですが、これも必ずしも万能ではなく、最終的に人の判断にゆだねられるという

ことでした。

そうすると、「自動化」と「人の意思決定」の精度という問題が気になります。

もしくは両者のバランスでしょうか?

ここに「人工知能」が入るのでしょうから、一層複雑な問題になりそうですね。

「意思決定」の問題は、今後も注目して本を集めていきたいと思います。

本書を通じて、米国ではこんなに「意思決定」について重要視されていて、

様々なアプローチがされているのかと驚きました。

まさに「戦術」といったところでしょうか。

年が明けて、来年の本紹介も「意思決定」について紹介することを予定しております。

次は日本の研究がいいかな?

それでは、来月は予定通り、noteに投稿予定の「人間知能」の勉強を再開したいと思います。

「ブレイクスルーの放課後図書室」の本紹介は、来年から再開します。

12月は、「図書室だより」と題して何かつぶやくかもしれません。

それでは、よい週末を!

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