続投です。
今日は、朝から読書をしておりました。
うちの相方に、大学の時「科学史」とか「技術史」の授業ってあった?
と聞いたら、そんなもんないよ、と。
やっぱりそうか・・・。
大学、学部、専門にもよると思いますが、
なかなか学問の成り立ちを勉強する機会は少ないかもしれないですね。
素人がわかったようなことを、と相方に怒られ、
そういいながらもまだ読み終えていないじゃないかと、痛いところを
突かれました。
でも、読みやすくてわかりやすいです。
なんでこの本を選んだの?と聞かれて、
えっと、確か「根っこ」の話からだったと思うけど。
ここにたどり着いたいきさつが思い出せなかったので、過去の記事を
探して読み返しました。
うちの観葉植物の根が枯れて、お別れしたときのことがきっかけだったと思います。
やはり根っこが大切なのだと。
そこで、根っこは何かと考えたとき、それは「歴史」ではないかと思った次第です。
最近読んでいる「品格を磨く」(高野 登 著)によると、根っこは「哲学」でもあると。
今「科学史・技術史」を読みながら、やはり根っこは「歴史であり思想である」と実感しています。
高野氏がおっしゃるように、根っこと枝葉・幹ともに大事だと。
枝葉や実は現在の最先端の技術であり製品ではないかと思います。
歴史を学び、同時に最新のテクノロジーを知る。
歴史を学べば、次の時代がどこに向かっているのか、なんとなく
予想できるような気がします。
歴史を学ぶ意義とは?
そんなことを思いながら読書を続けようと思います。
まだまだ時間がかかりそうですので、先に
本の紹介だけさせていただきます。
また感想は改めて。
河村 豊・小長谷大介・山﨑文徳(編著)
『未来を考えるための科学史・技術史入門』
(北樹出版, 2023, ¥2,500+税)
とても素晴らしい本だと思います。
よかったらチェックしてみて下さい。
それでは、また。