みなさん、こんばんは。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
みなさんは「マインドマップ」をご存知ですか?
私が初めて「マインドマップ」を知ったのは、落合陽一さんがご出演された特番をTverで見たときのことでした。(確認したところ、2020年12月29日放送、フジテレビ「未来構想会議」でした)
番組の出演者の発言を、マインドマップクリエーターの方がマインドマップに整理されているのを見て、「なんか面白そう!」と、我が家でも早速調べて各々が作ってみました。
マインドマップについて、簡単にご紹介しますね。
由 来:著述家であるトニー・プザンによって提唱された
マインドマップとは:頭で思い描いたものを図式で表現するためのツール
思考を可視化するためのダイアグラム
(https://www.edrawsoft.com/jp/mindmap/what-is-maindmap.htmlより)
マインドマップはフリーソフト(Xマインドなど)もあるみたいです。
本書はマインドマップを主要テーマに取り扱っているわけではなく、ロジカルシンキングの理解に役立てるツールとして紹介されています。マインドマップの作り方については、本書で簡単に説明されています。
さて今回ご紹介する本は
高橋政史(著)『マインドマップ®問題解決 –「らくがき」で劇的に身につくロジカルシンキング』(ダイヤモンド社, 2009年, ¥1,600+税)
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最近「○○の民主化」というワードをよく目にします。
高橋氏も本書の最後に、「いまや企業の業績は、再前線の社員ひとりひとりの問題解決力で決まる」「本書が目指したところは、全社員がマスターできるロジカルシンキング。」
だといいます。
これまでのようにプロや一部の社員が問題解決を担ってきた時代から、みんなで問題解決ができるようになることをめざす、「問題解決の民主化」の時代に入ろうとしているといったところでしょうか。
しかし私もそうなのですが、ロジカルシンキングはそう簡単に誰でも身に着けられるものではないですよね。
著者は「ロジカルシンキングが使いこなせないパターンには3つある。」と指摘します。
- ロジカルシンキングを勉強したけど、「挫折」するパターン
- ロジカルシンキングを勉強することを「躊躇」してきたパターン
- ロジカルシンキングを勉強してきたけど、「結果」につながらないパターン。
本書は、一言でいうと「ロジカルシンキングを習得できない」という課題を解決するための
本ではないかと思います。
私の場合を例に挙げてみますと、私がロジカルシンキングを苦手だと思う理由は以下のとおりです。
- 文字(文章)からイメージ(映像)を描きにくい。よって定着しづらい。
- フレームワークやツールをいつ、どのように使えばいいのかいまひとつよくわからない
- 本に書かれている具体例が難しい。
これに対して本書は
- イラストを使った説明で、イメージしやすい
- 身近な「例」が使われていて、わかりやすい。
- 4つのステップに沿って説明されている。シンプルで頭に入りやすい。
- ツールがシンプル。(マインドマップ/ソリューションツリー/フレームワーク)
読み終わった感想としては、ロジカルシンキングの骨格は理解できるようになったと思います。あとはもう少し肉付けをしたいところです。
ロジカルシンキングに関する本は、あと1冊紹介したら、いったん休憩しようと思います。今後もイノベーションの勉強をしながら、時々ロジカルシンキングの本も読んでご紹介しようと思います。
それでは、今日はこのへんで。
次回は、「デザインと行動」というテーマでご紹介しようと思います。
正直最後まで読み切れるかどうかさえ、自信がありません。私にはハードルが高そうな本ですが、ブログで紹介するのにふさわしい本だと思うので、どういう形であれご紹介したいと思います。
よかったら次回もご訪問ください。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。