みなさん、こんにちは。
毎週というつもりではなかったのですが、今週もふと思い立って休日企画を投稿します。
先週末は、改めて「デザイン」について見直してみたいなと、ため込んでいる雑誌ELLE DÉCOR(このブログでも紹介しました)を手当たり次第に読み漁っていました。
するとふと、「あれ、日本にだって繊細で美しい、外国にはないデザインがたくさんあるじゃないか。」と思いました。そういえば、ちょっと前まで京都を舞台にしたドラマをみて、古の文化をまもりつつも新しいものを取り入れて進化し続ける美しくておしゃれな京都の様子をみて感動したことも思い出しました。図書館で調べてみようかな?
そんな折にうちの相方にお願いして一緒に我が家の本棚の整理をしたのですが、まさにこのタイミングにぴったりの本を見つけました。「そういえば、この本いいよ、って勧めてくれたのにまだ読んでなかったな。今こそ読む時が来たかもしれない。」と。
それが、この本です。
前田育男(著)『デザインが日本を変える – 日本人の美意識を取り戻す』
(光文社新書, 2018年, ¥800+税)
デザインが日本を変える 日本人の美意識を取り戻す 光文社新書 / 前田育男 【新書】 価格:880円(税込、送料別) (2023/8/6時点) 楽天で購入 |
この本は、自動車メーカー・マツダのデザイン本部長(16年より常務執行役員デザイン・
ブランドスタイル担当)の著書です。
本書の詳細は、他のサイトのレヴューにお任せしたいと思います。
また熱く戦っている人を知りました。すっかり忘れてしまっていた「日本人の美意識」を教えられた気がします。
最近街で目を引く真っ赤な車。かっこいいな、どこの外車だろう?とマークを凝視すると、「え、マツダ?国産車なんだ。」
「魂動デザイン」というらしいですね。そのデザインが生まれるまでの話や、マツダのものづくりの精神、デザイン部だけでなくいろいろな部署を巻き込んで、素晴らしい自動車を世に送り出していることを知り、久しぶりに胸が熱くなりました。
外国のデザインばかりに心を奪われている場合ではないな、と改めて日本の美を再確認しようと思う今日この頃です。
それでは、皆さまもよい週末を!