みなさん、こんにちは。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
この前、私が子どものころビデオデッキ(当時はまだビデオテープでした)を購入した
お話をしたのですが、私はビデオデッキを手に入れるや、足しげくレンタルショップに通って、お小遣いを使い果たして映画のビデオを借りていたのを覚えています。
大学生の頃は映画雑誌もよく買っていました。「premiere」だったと思います。映画も見るのも好きでしたが、批評家のコメントを読むのも好きでした。
こんなことを書いていたら、久々に読みたくなりました・・・。
最近はほとんど映画を見なくなりました。TSUTAYAが移転したし、Paraviも使っているのですが、まとまって映画を見る時間も心の余裕も無くなったからかもしれません。
前々回、ちょうどイッタラの話題に触れたので、それにちなんだ映画「かもめ食堂」のこともご紹介したいと思います。といっても、内容はほとんど忘れてしまったのですが、日本人の女性3人が繰り広げる、アットホームなお話です。北欧が舞台です。この映画では、度々北欧食器が登場して、北欧デザイン好きを喜ばせてくれます。
華やかな映画ではありませんが、心がほんのり温まる、そんな映画だったと思います。
もし、まだこの映画をご覧になっていない方、北欧にご興味がある方、よかったらチェックしてみてはいかがでしょう。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのは
亀山 正俊 (著)
『(改訂版1.0)イノベーションの構造 イノベーションを起こす研究者や技術者
新事業の企画者のために』
(青山ライフ出版, 2022年, ¥2,640+税)
改訂版1.0 イノベーションの構造 イノベーションを起こす研究者や技術者、新事業の企画者のために [ 亀山正俊 ] 価格:2,640円(税込、送料無料) (2023/8/6時点) 楽天で購入 |
前作と多少オーバーラップするところもあるかもしれませんが、本書の特徴は、研究者として、また技術者としての目線でイノベーション、特に「破壊的イノベーション」について
書かれていることだと思います。
まだ読み始めたばかりですが、とても読みやすくて個人的にはお勧めしたい本だと思ったので、前作同様スタートダッシュで小分けにしてご紹介します。
前作のように、しばらく同じ本の紹介が続きますが、ご了承ください。
それでは、本の全体像についてご紹介します。
- イノベーションは何かを議論する
- 破壊的イノベーションと持続的イノベーションについて解説する
- 大企業が破壊的イノベーションに取り組むのが難しい理由について解説する
- 破壊的イノベーションを推進するための日本の企業環境と現実について述べ、
大企業で破壊的イノベーションを推進するための手法について議論する
- 製品イノベーションと工程イノベーションについて述べる
- サービス業のイノベーションについて簡単に触れる
- ビジネスモデル・イノベーションについて議論する
- イノベーションを起こす人材や組織について議論する
(本書より)
これで。だいたいのイメージがつかめると思うのですが、各章興味深いテーマが並んでおりますので、前作同様、章ごとに私が注目するキーワードをご紹介していきたいと思います。
- イノベーションとは
・イノベーションのプロセス
- 革新的技術の創出
↓
- 事業化
↓
- 収益化
・イノベーションのS字曲線
・ノベーションの分類
画期的イノベーションと斬進的イノベーション
破壊的イノベーションと持続的イノベーション
・製品イノベーション、工程イノベーション、ビジネスモデル・イノベーション
- 破壊的イノベーションと持続的イノベーション
・破壊的イノベーションと持続的イノベーションは対になっている
・5種類の破壊的イノベーション
- 高性能型
- ローエンド型
- 新指標型
- 新結合型
- 新機能型
・「組織スラック」の必要性
→5つの分類それぞれに具体例が列挙されていて、解説もありわかりやすい
- 破壊的イノベーションが難しい理由
・「イノベーションのジレンマ」
顧客のニースだけを重視
・リーダーシップとマネージメント
今回は以上です。
それでは、また。