<イノベーションの構造 -後編- >

みなさん、こんにちは。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

ダイエットのために、去年の12月から仕方なく始めたウォーキング。

一年近くなって、四季の移り変わりを感じるようになり、いつの間にかいい気分転換に変わりました。

先日散歩の途中に、どんぐりが落ちているのに気が付きました。

すっかり秋だな、と思って通り過ぎたとたん、ふとうちの子どもたちがまだ幼かったころ、目を輝かせて夢中でどんぐりを拾い集めていたのを思い出しました。

大人になると地面に落ちているものを拾うことに抵抗を感じ「やれやれ」と思い、

しかも「えー!まさかそれを全部持って帰るつもりか?それをどうする気だ?」と気が滅入るのでした。結局100均でざるを買って洗って干して、白のマーカーで顔を書いて遊んだ記憶があります。

そんな記憶も今となってはとても懐かしく、いとおしく、本当に貴重な経験だったと思います。なんの変哲もない当たり前のものが、子どもの目を通すとわくわくする宝ものに変わるのですから。

「子どもの目」、これって大事ですよね。

日本に四季があることも、秋になるとどんぐりが落ちてくることも、当たり前すぎて鈍感に

なってしまいます。でも見方を変えれば、これも財産になるのではないかと思うようになりました。デザイン思考やイノベーションの本を読むようになったせいでしょう。

つい懐かしくなって、帰りにずっしりとしたどんぐりと王冠を拾って帰りました。割れていない、きれいそうなものを選んで。結構人通りも多くて「あの人、なにやってるんだ?」と思われるよなぁと、結構恥ずかしかったです。

持ち帰って洗って、小さな渋めの四角い和食器に乗せて北欧雑貨の中に混ぜて飾ってみると、しっくりなじんで見えました。自然の恵みに感謝 !!

さて、後半は一気に進めます。

第4章 イノベーションの推進

・ベンチャー投資額

・CVC(Corporate Venture Capital)

・ベンチャー企業のネットワークとコミュニティー

・高い人材の流動性

・破壊的技術の開発をする仕組みを作る

・新事業を興す仕組みを作る

・15%ルール、20%ルール

・組織スラック

・破壊的イノベーションのアイデアの源泉

・持続的イノベーションは経営戦略論やマーケティング理論で説明できる

第5章 製品イノベーションと工程イノベーション

工程イノベーションは、企業内部で起こるイノベーションであり、企業の組織能力を

より強靭にし、企業の利益を増やすことや高品質な製品を作ることができる効果がある

(p.132)

・破壊的工程イノベーションと持続的工程イノベーション

  フォード車のベルトコンベア方式

  トヨタ生産方式

・Lean Production System(無駄のない生産システム)

第6章 サービス業のイノベーション

・クロネコヤマトの宅急便

・スターバックス・コーヒー

・インターネットによる本の販売

第7章 ビジネスモデル・イノベーション

・統合型製品とモジュール型製品

・クロース度・統合型→クロースド・モジュール型→オープン・モジュール型→コモディティー製品

・他社が真似できない高度な技術

  マイクロソフト/ インテル

◎オープン・クローズド戦略

→大変勉強になりました

・オープン技術を作る標準化

・知的財産の相互の活用

・産業連携の推進

・CVC

・受託生産

・NIH症候群とNSH症候群

・ブルー・オーシャン戦略

第8章 イノベーションを起こす人と環境

・イノベーションを起こす人

→イノベーションを起こす素養のある人の特徴が書かれています

・イノベーション力を磨く

→本書P.203~205のポイントは特に押さえておきたいと思いました

・イノベーションを起こす環境

・セレンディビティ

以上が、私が重要だと思ったポイントです。

読み終わって、改めて良書だと思いました。

イノベーションの分類もわかりやすく、日本の特徴、強みや弱みも明確にわかりました。

随所に課題に対する提案も書かれていたので、問題を絞って焦点を当てることができそうです。

ご参考になれば幸いです。

今週もあっという間に一週間が過ぎました。

みなさまも、よい一日を!

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カテゴリー: イノベーション, 問題解決 パーマリンク