<イノベーションのジレンマ~第1章~>

みなさん、おはようございます。

ご訪問頂き、ありがとうございます。

明け方ですが、外はまだ真っ暗です。ただ今5:24。

ダイエット継続中なので、もう一年近く朝はコーヒーだけです。

この時間の、空腹な状態が一日の中で一番頭が働きます。

いつもはこの時間は勉強をしているのですが、過去問を解くときは試験本番に合わせて

午後から始めるように切り替えます。

どうも集中力のピークを早朝に持ってくるペースに慣れてしまって、受験の時にしょうもないミスをしたり、集中力がイマイチだったという反省から、今年から対策を講じました。

ところで、前回『地域産業のイノベーションシステム』をご紹介したのですが、私の意図した本は、どうも『地域産業のイノベーションと流通戦略』(西田安慶氏編著/千倉書房)の方だったみたいですね。伝統産業からのイノベーション、あとで知って購入しました。

けがの功名というか、伝統産業と最先端技術の両方の事例を知ることができ、よかったです。

後者の本は、時間がないのでまだ読んでいないのですが、時間を見つけて読みたいと思います。

今後「美意識」の切り口で本をご紹介する予定ですが、以前「美意識+α」と書いたのですが、αって何?と疑問に思われたのではないでしょうか。

美意識だけでは足りない何か、こう結論に至りました。「文化・伝統」です。

以前TEDでご出演された、猪子寿之氏のプレゼンをご紹介したのですが、ご覧になられましたか?

同氏が「個人や社会のクリエイティビティは、私たちが感じている以上に文化の上に成り立っている」というようなお話をされて、その事例を紹介されたのですが、それに影響を受けました。天才だと思いました。(実はこのブログ、意外に伏線もはってます。)

まだ、具現化できていないので、このブログを通して模索していこうと思います。

それでは、本題に入りましょう。

  • 優良企業が失敗する理由
  • なぜ優良企業が失敗するのか –ハードディスク業界に見るその理由-

本章では、ディスク・ドライブ業界を例に、なぜ優良企業が失敗するのか検証する。

産業界の歴史のなかで、技術、市場構造、全体規模、垂直統合がこれほど広範囲にわたって急速に変化し続けた業界は他にないからである。(p.27)

この章では、複雑なディスク・ドライブ業界の歴史の概略を示す。ディスク・ドライブ業界の歴史を理解することで、複雑ななかにも驚くほど単純で一貫した要因によって幾度となく業界リーダーの明暗が分かれてきたことに気づくからだ。(p.27)

ディスク・ドライブ業界の歴史と照らして、読者自身の業界について考察してみると、自社や競争相手の命運に同様のパターンが潜んでいることが理解できるだろう。(p.28)

・破壊的イノベーションのなかでの失敗

  通常、破壊的イノベーションは技術的には単純で、既製の部品を使い、アーキ

テクチャーも従来のものより単純な場合がある。

主流からかけ離れた、とるに足りない新しい市場でしか評価されない特徴を備えた

別のパッケージなのである。(p.44)

・既存の顧客による束縛

今日はここまでとします。

テンポが速く説得力のある論述と、裏付けされたデータがつけられていて、とても読みやすかったです。

それでは、よい休日を!

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