みなさん、おはようございます。
いよいよ最終回です。無事読み切りました。
本書に書かれていたように、確かにぼんやりわかったというレベルではありますが、
それでも私の頭の中のモヤモヤはすっきり晴れたように思います。
本当に素晴らしい教科書に出会えたと思います。
イノベーションの全貌が、ようやく見えたと思います。‟unveil(アンベイㇽ)!“
第10回 プライジングを動的にとらえる エクスターナルマーケティング応用編
この回では、「プライジング(価格設定)をいかに構造化し、判断すべきか掘り下げて解説する。商品の「価格」がユーザーの意思決定を左右する。
・認識価値と認識価格
・フェアバリュー(適正価格)・ライン
・プライジングにおける3つの戦略
プライジングのセオリーの解説が素晴らしく納得のいく説明である。
第11回 自由度の高いフェーズにリソースをかける SHIFTを起こす時間管理
時間管理は、時間というリソース以外にも、ヒト・モノ・カネの配分に直接的影響を
及ぼすため、プロジェクトの成果を左右するきわめて重要な観点となる(p.217)。
・事業プロセスごとの自由度と資源配分
・コンセプト設計フェーズ内での時間配分
・悪魔のチャート
第12回 個人で考えきってこそ議論の質が上がる SHIFTを生み出すコラボレーション
この回では、「コラボレーション」について、その本質とチームメンバーの力を化修するための正しい手法を解説する(P.237)。
濱口氏は、この回で扱うコラボレーションとは「専門能力が高い複数のメンバーが集まり、
頭数以上の成果を出すこと」である(p.238)と定義する。
・質の高いコラボレーションを実現する「三つのポイント」
第13回 学ぶものが教える者を超えなければ意味がない SHIFTを起こせる人材の教育
この回ではSHIFTを起こせる人をどうすれば育てられるか、その効果的な育成手法を解説する。
・ナレッジのダウンロード
・ストラクチャード・ケイオス型の人材
第14回 不確実性を論理的に乗り越えるSHIFTに関するQ&A
この回では、読者から編集部に寄せられた質問への回答が書かれている。
質問は、「不確実性」に関するものが寄せられている。
以上です。
すでに本書を読まれた皆さんもいらっしゃると思いますが、どのような感想を持たれたのでしょうか。私は、イノベーションに関わる職種に携わったことはないのですが、最近友人から、「イノベーションに関心があるなら、ブログでイノベーションを起こしてみたら?」
と指摘されました。う~ん。
濱口氏は冒頭で、SHIFTは日本人に適した考えだと書かれていましたが、読み終わってみて、なんとなくそう思えるようになりました。生まれもって備わっている感覚というのでしょうか。はなから、無理だと決めつけるのではなく、何かしら本書から学んだことを実践してみたいなと思います。そして、自分流にアレンジしてみたいです。
それでは、次回は「美意識」に関する本を紹介したいと思います。
なぜ、「美意識」が必要なのか?何にどう活かせるのか?
興味を持たれた方は、よければ次回もご訪問お待ちしております。
それでは、また。