みなさん、こんばんは。ご訪問頂き、ありがとうございます。
今日は時間にゆとりができたので、週末・休日企画を前倒しで投稿します。
表題の「岩田さん」、親しみの込められた本書のタイトルです。
「岩田さん」って誰?と思われるかもしれませんね。私も初めてこの方のことを知りました。
あのゲームが、あのゲーム機が、「岩田さん」によってつくりだされたとは、知りませんでした。
ほぼ日刊イトイ新聞・編『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた』
(株式会社 ほぼ日, 2019年, ¥1,700+税)
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「岩田さん」とは、岩田 聡氏、任天堂元代表取締役のことだそうです。ゲームファンの方でしたら、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。本書によると、岩田氏はHAL研究所で卓越したプログラマーとして数々の傑作ゲームを生み出し、任天堂の社長に就任したからはニンテンドーDS、Wiiといったゲームに送り出して、「ゲーム人口の拡大」に貢献した人(p.3)だそうです。
残念ながら、岩田氏は2015年にお亡くなりになられたそうです。本書は、日刊イトイ新聞と任天堂公式ページに掲載された記事から、岩田聡さんの言葉や思いを再編成したものだそうです。
本書は、私には珍しく一日で読み切りました。どう表現したらよいのか難しいのですが、
この一冊を読んだだけで、岩田氏の人柄や考え方、クリエイティビティにはまりました。
プログラマーとしての、クリエイティブな一面とロジカルな一面が経営にも生かされていたり、すごく俯瞰力のある人だなと思う一方で、非常に細かなところも見ていらして、
すごく勉強になるなと思いました。
そして「みんなをハッピーにしたい」、岩田氏のその純粋な気持ちが任天堂の強さと魅力に
表れているのだと感じました。
そして、あの人気ゲームやあのゲーム機器の誕生秘話も書かれていて、ゲームファンでなくても興味深いお話だと思います。
前回の、『SHIFT』もそうでしたが、イノベーションは単なる発想だけではなく、戦略と論理的思考が重要なんだと今回改めて思いました。アイデアも大事ですが、やはり幅広い知識や研究を土台にしないといけないと痛感しました。そして、センスも。
このあと引き続き、【特別企画】北欧特集と投稿します。