<イノベーション>データドリブン思考

みなさん、こんばんは。

投稿者の「らん」です。

この時間に本紹介の投稿をするのは珍しいですよね。

朝型人間なので、夕方を過ぎると頭の働きが一段と鈍くなります。

読み終わった後、夕飯を食べながら、どう書こうか?

何かすっきりしないものがあるなとか考えていました。

これは一晩熟成させて、降りてくるのを待とうと思ったのですが

これかな?というイメージが沸いてきたので、書いてみることにしました。

あくまで私個人が抱いた本書のイメージです。

河本薫(著)『データ分析・AIを実務に活かす データドリブン思考』

(ダイヤモンド社, 2022年, ¥1,760)

読者のみなさんは、本書をもうお読みになりましたか?

「意思決定」について、豊富な事例もあって非常にわかりやすかったのでは

ないかと思います。

詳細は本書をお読みいただくとして、私が本書を読んで抱いたイメージはというと、

まず「データドリブン経営がうまくいかないという課題」を「病気」ととらえます。

この病気を治すには、おそらく次の3つのステップが必要になるのではないでしょうか?

私は医師ではないので、間違っていたらすみません。

1.原因を特定する

2.病気のメカニズムを解明する(難病の場合)

3.処方箋を提示する

本書は、このステップを網羅しているように思いました。

特に2.のメカニズムが、様々な症例を提示してその対処法を提案しています。

そしてこの難病をどう治療すればよいのか?

実に歯がゆいのは「理屈ではわかっていても」、実際には「理屈では叶わない」問題

を解かなければならないことです。

私が察するに、この病に特効薬はないのではないかと。

ではどうすればよいのか。

それは「体質改善」をするしかないのではないでしょうか。

どうやって?

そうですね、私が体質改善が必要だと判断したときには

「習慣を変える」(習慣を見直す)ことにします。

本書のアドバイスを参考にすると、

・まず危機感を感じること

・それによって意識を変える

・明確な目標設定(KPI)

・強い意志

・周りの協力

これらが必要かなと思います。

いずれにしても、本書は「意思決定」のメカニズムを分類し、

可視化して説明している大変ありがたいテキストです。

データ分析で意思決定プロセスの課題を解決するための方法について

など、たくさんヒントが書かれています。

加えて、もう一冊合わせて読みたい本をご紹介したいと思います。

江崎貴裕(著)『データ解釈学入門』(ソシム,2020年,¥2,600+税)

バイアスの問題やデータの解釈について書かれているようで、興味深い本です。

私にはまだ早いかな。

次回は久し振りに、ソーシャル・イノベーションに戻ります。

それでは、よい週末を!

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