備忘録です。
「技術思想」に関する本を読んで思ったのですが、
西洋の技術を輸入したとき、ベルツいわくそれは種から植え付けて
育てるべきものを、収穫された実だけを手にしたにすぎないと。
つまりは種の中身を知らない、肝心なものは例えるなら
ブラックボックスの中に取り残されたままだったのでないかと
思うのです。
ブラックボックスの中には何が入っているのか?
私の予想では、技術史・科学史・思想ではないかと
推測しています。
このブログは、まずは薄く幕を張るように色々なテーマで
本紹介を進める予定にしていますが、どこかのタイミングで
この「技術史・科学史・思想(特に西洋思想)」を
掘り下げてみた方がいいなと思いました。
もしピンとくるものがある方は、よかったら
先に文献を集めて見られてはいかがでしょうか?
哲学・思想の本は難しいですが、今は動画やブログで
解説されていると思います。
日本には優れた技術がある。足りないのは、弱点は
このブラックボックスの中にあるのではないかと、
今はそう予想しています。
次回は「食と農」をテーマに、その次は「科学史・技術史」を
テーマに読んでみようと思います。
それでは、また。
追記
忘れていました。
アートも思想だと思います。
日本だと、やはり岡本太郎さんがいいな。
テレビで見たのですが、岡本太郎さんが好んだのは
「縄文土器」だと。
我が家にも写真がありますが、確かに言われると
あれは芸術作品ですね。
縄文土器を作った縄文人っていったい・・・。