「失敗は成功のもと」といいますが、先日ネット記事で
失敗者が成功する確率は非常に低いという研究結果を載せていました。
「えー」とショックを受けたのですが、よく考えれば
失敗をした理由を顧みず、解決策を練らなければいつまでも同じ失敗を
繰り返してしまう傾向にあるのではないでしょうか。
自分の過去を振り返ってみると、私の歳くらいになると、
ああ、あの頃は未熟だったな。
そんなこともわからなかったのだろうか、と残念に思うことが
多々あります。
『品格を磨く』(高野登(著))を昨日読み終わりましたが、
先に読み終えた『目利き力』(藤巻幸大(著))も、共通して
感じたのは「本質を見抜く力」と「居心地の良さ」ということ。
高野氏は「哲学」が必要だと述べておられた居ましたが、
これも「本質」を見抜く上で基準となるものではないかと思うのです。
若い頃の私は、全く本質を見抜く力がなかったように思います。
流されていたのかもしれませんし、もちろん努力も足りなかった。
何とかなるだろう、ま、いいか。こだわりがなかったのかもしれません。
その結果どうなったか。居心地のよくない環境に身を置くことに
なっていたのだと思います。
「環境」はとても大事だと思います。
人生の後半に入って、ひたすらこだわっているのは「居心地の良さ」です。
それは住環境だったり、仕事だったり、人間関係だったり。
知りたい情報は簡単に入手できる時代ですから、
どんな環境が自分にとって心地よいのか?
なぜ今まで心地よくないと感じたのか?知る機会が増えます。
結局「本質」が見えていないと、自分でいい環境を築けないのだ
という気がしています。
そして「自分軸」を持つこと。
まずは身近に住環境から整えて、不要なものは処分して、
心地よいものに囲まれて暮らしたいなと思います。
自分でいうのもなんですが、本を選ぶ目だけは
肥えていたのでしょうか。
今、人生の先生は本だなと思います。
あとはYoutubeやテレビ番組を通じて、いろんな分野の専門家の
話を聞いたりして、人を見る力を身に付けたいなと思います。
まあ、成功しなくてもいいから、もう失敗はしたくないですね。
最後に、私の好きな名言をご紹介します
自分の大好きなことをやり、
最も尊敬している人のところで働きなさい
そうすれば人生で最高のチャンスを得ることができる
ウォーレン・バフェット
(Pinterestより)