みなさん、おはようございます。
最近、あちこち出かける用事があり、読書が滞っております。
電車で座れなかったり、雑踏で集中して読書ができなかったりと、
思うように進みません。
落ち着いてきたので、ぼちぼち読書も進めたいと思っています。
今、空海のお話とナレッジ・イネーブリングの本を読んでいます。
空海のお話を読むと、「ソーシャル・イノベーション」に何か足りないと感じているものが
何なのか、わかる気がしています。確かに、空海はその答えを持っている。
でも、それを言葉に表すことができないもどかしさを感じながら読み進めていました。
今朝、目が覚めてふと思い浮かんだ言葉。
それが「塾」。
子どもの学習塾ではありません。
吉田松陰の「松下村塾」、緒方洪庵の「適塾」そして松下幸之助氏の「松下政経塾」。
これについて、AIと会話をしました。
いずれも時代を動かす人材を育てた、「思想の炉」だと答えました。
こう続けます。
「彼らの塾は、単なる学問の場ではなく、志を共有し、時代の課題に挑むための
精神的な鍛練所だったといえる」と。
いわゆる「志塾」だと。
私たちが必要としているのは、まさに「志塾」なのかもしれませんね。
そして、空海の持っている答えとは、この「志」なのだとわかりました。
いえ、わかったなんて簡単には言えませんね。
わからないけど、きっとそうなんだろうなと思います。
では、現代はどうか?
AI曰く、今も志ある人々が集う場は存在するが、かつてのような
「思想と行動の融合としての場は、少し影が薄くなっているかもしれない」と。
理由についてもいくつか挙げてくれています。
現在版「志塾」と言えるものとしては、
グロービス経営大学院、リベラルアーツ系の私塾、地域密着型の学びの場もあるそうです。
「ソーシャル・イノベーション」に必要なもの。
それは「志」。
言うが易し。
この時代にあって、果たして「志」の花を咲かせることはできるのでしょうか?
これからの子どもたちのために「志」の芽を育む教育を望みます。
今日も、よい一日を!