私たちは生成AIを飼いならせるか?

みなさん、こんにちは。

9月に入りましたが、こちらはまだまだ暑いです。

そろそろウォーキングも再開しなければと思う今日この頃です。

さて、今回ご紹介するのは

岡之原大輔(著)『大規模言語モデルは新たな知能か-ChatGPTが変えた世界』

(岩波科学ライブラリー319, 2023年, ¥1,400+税)

まずは、岡野原氏のプロフィールから

岡之原 大輔(氏)

東京大学大学院情報工学系研究科博士課程修了

2006年 Preferred  Infrastructure を共同で創業

2014年 Preferred  Networks(PFN)を共同で設立

現在PFN代表取締役最高研究責任者および

Preferred Computational  Chemistry 代表取締役社長を務める

ところで、みなさんはChat GPTをお使いですか?

使いこないしている方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。

私はというと、一度数式でわからないものを質問したことがありました。

的確な返答をしてくれました。

プライベートな質問は抵抗があるので、避けたいですね。

勉強だと、正誤が明らかなので使いやすいと思いました。

情報に関しては、あとで正確かどうか確認します。

さて、本書は第一線で活躍される開発者が、一般の人にもわかりやすく

生成AIとは何か、どんなことが可能になるのか、どんなリスクがあるのか

解説しています。

開発者向きというよりは、ユーザー向け、もしくはChat GPTをはじめて知る人

にお勧めの本だと思います。

私が気になったのは、やはりこの便利でリスクをはらむ得体のしれない

テクノロジーとどう付き合うべきか、どう飼いならせるかということです。

本書の最後に岡之原氏はこの問いに答えてくれます。

そうだよな、人間だって記憶が不確かだったり、誤った情報が流れることが

あるのだから、受け手がそれをどう精査するかにかかっているのだなとわかります。

じゃあ、どうすれば誤認しなくて済むのか?

嘘を見抜くことができるのか?

結局、勉強するしかないのだと思います。

自分で本を読んだり、論文を読んだり、もちろんこれらも時代によって

認識が変わることだってあります。

それでも自分で読んで調べて、足を運んで、自分の目で確かめる。

それはいつの時代も変わらないのかもしれません。

すでに私たちもネット検索の結果を鵜呑みにしがちですから、

簡単に流されてしまうかもしれません。

なりすましの問題も、判別が難しくなってきていますしね。

(このブログは大丈夫かな?私のなりすましは大丈夫かな?)

便利な道具を使いつつ、自分自身も知識をもっとたくさん身に付けていく必要が

ありますよね。

鬼に金棒。

鬼のように強靭にならなければ、金棒に振り回されてしまう。

本書を読んで、改めて「言語」って何だろう?と思いました。

「言語」を脳はどのように習得し、どのように意味づけているのか。

そこからどのように発想をするのか?

ChatGPTの研究によって、これらの疑問が解き明かされる日が来るのでしょうか?

一応言語学の本も買ってはみました。

難しそうなので、保留しています。

さて、次回は「ソーシャル・イノベーション」の教科書を読みたいと思います。

このあと、【まったり投稿】も投稿しようと思います。

よかったら、そちらもお付き合いください。

それでは、また。

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