ブログを始めて2年を過ぎました。
だいたい思いつくことは書き尽くしたように思いますが、
一方で2年過ぎた今だから、わかってくることもあるのかもしれません。
ブログを始めなければ、こんなに短期間に集中して本を読むことはなかったと
思います。
ブログを始める前も、確かに書店にちょくちょく足を運んでいましたが、
自分がどんな本を求めているのかまだよくわかりませんでした。
立ち止まってじーっと本とにらめっこ。
君は私が求めている本なのか?
読書の秋と言いますが、みなさんはいかがでしょうか?
日頃から読書に慣れ親しまれている方も多いことと思います。
もし、読書をしたいけどなかなか時間が取れなくて、という方は
細切れに読まれることをお勧めします。
私は、だいたい一日1章づつ読むようにしています。
場合によってはタイマーを付けたり、タイマー付きの音楽をかけながら
一日30分と決めています。
同時に2冊読むときは、これを2回繰り返します。
読書の習慣がつくと、どんな効果があるのでしょうか?
私の場合は、最近思うのは自分の「ものさし」が形成されてきたように
思います。
そうすると、何が必要で、何が不要かなんとなく判断ができるように
なってきます。
書店に訪れても、昔のようにどれにしようかと悩む時間は短くなりました。
なんとなく自分が必要としている本がわかっているから、馴染みのないコーナーに
立ち寄っても、何が興味あるのかないのかだいたい検討がつきます。
他に読書習慣が身に付いたことで、色々な考えがあるということを知ることが
できました。
視野が広がるとでもいうのでしょうか。
自分の主観を押し付ける人がいたら、一歩引いて聞いた方がいいなと思うように
なりました。なるべく鵜呑みはしないようになってきたかな。
また時代をさかのぼった本を読むようになったことで、多様な価値観や考えに触れる
いい機会になりました。
先人たちは、今なお本の中で生きていらっしゃる。生き生きとして。
読書習慣を続けるのに効果的な方法として、やっぱり誰かにお話されてみるのが
いいのではと思います。
うちの子も、よく今読んでいる本のことを教えてくれます。
私もタイトルは知ってるけどまだ読んでいない、王道の本をよく読んでいるようです。
感想や解釈を話してくれるので、面白そうだから今度読もうかなという気になります。
あとは、こんな私でも図々しく本紹介の記事を書いているので、みなさんも
よかったらnoteなどを利用して読書ブログを立ち上げて見られてはいかがでしょうか。
読者の方がいらっしゃることが励みになります。
そして、読書記録になります。
私もそろそろ過去の記事を読み返してみようかなと思います。
あの本って、どんな話だったっけ?という本もちらほらあります。
その時の苦労話も、きっと今となってはよい思い出であり成長の記録かもしれません。
今より少し若い自分がどう感じていたのかも興味深いです。
秋の夜長に少し部屋の灯を柔らかくして、静けさの中で読書をするのは
この上ない上質な時間ですね。