<バックヤード>優しい言葉・美しい言葉

私は気分によって書店を選びます。

最新のビジネス書をチェックしたい時はあの書店、

掘り出し物を見つけたい時はあの書店。

ゆったりと本を選びたい時は、あの書店がいいな。

いつか訪れてみたいのは、個人書店さん。

いつかブログで書きましたが、私がとても好きだった雑貨屋さん「ノイシュタット」さん。

以前うちの相方が東京出張の際に、東京駅のノイシュタットさんで本を買って帰りました。

養老孟子さんの「形を読む」(講談社)

という本。

私はまだ読んでいないのですが、きっとすごくセンスがいい本だろうなと

タイトルや表紙からもうかがえます。

大阪に本店があったときの方が、本はたくさんあったそうですが、

やはり今でもなかなか見ない本が並んでいたようです。

いいな。行ってみたいです。

最近、過激な言葉がネットにあふれていて、消しても消しても出てきます。

言葉の力って、本当に怖いですね。

きっとそんなこともあってか、先日無印良品の本を見に行くことにしました。

ビジネス本なら、家に山積みになっているのですが、なんだか違う本が

読みたくなりました。

先日もその記事は書きましたが、やはり無印良品さんがセレクトした本は

独特な世界観があります。

久しぶりに心地よい気持ちになりました。

それは、本のタイトルが、なんか優しかったり、美しかったり。

あの時は本当に癒されたな。

もしジャンボ宝くじ1位に当選したら、本棚ごと

買い取りたいくらいでした。

誰かが選んでくれた本棚って、なんかいいですね。

こんな図書館があったら、絶対毎日でも通いたいです。

最近の読書は難しいお話が多いのですが、左脳ばかり使うと

かなり消耗します。

そんな時は、

福岡伸一さんの『芸術と科学のあいだ』という本が

お勧めです。

美しくて、上質な言葉が紡がれています。

写真も美しい。

最近、植物に関心が向きます。

「雑草という草はない」植物学者の牧野富太郎博士の有名な言葉ですね。

道草の名前を知れば、一層愛着が湧くかもしれませんね。

時には、優しい言葉・美しい言葉に包まれたいですね。

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