トップアスリートのセンス

みなさん、こんばんは。

最近益々「木」が気になります。

「この木なんの木」という懐かしいCMソングが、ひょんな拍子に

Youtubeから流れてきて、思わず吹き出してしまいました。

一年を通じて、桜の木の前を通るのですが、改めて桜の一年は面白いですね。

今は葉がすっかり落ちて枝がむき出しになっていますが、よく見ると

つぼみがスタンバイしています。

それがやがてうっすら赤色に色づいて、ぱっと桜の花が開きます。

満開の桜が散ると、どこに隠れていたのか葉っぱでおおわれて、

その間はほとんど無関心で通り過ぎるのですが、いつの間にか葉が色づいて

いつの間にかすっかり落ちてしまうのようです。

そう思うと桜というのは、七変化の得意な歌舞伎役者のような存在だと

言えるのではないでしょうか。

みなさんも、是非桜の咲いた後の変化にも関心を向けてみて下さい。

そうすると、桜の開花に一層感動できると思います。

さて、先週ご紹介した

遠藤保仁(著)『一瞬で決断できる」シンプル思考』

(KADOKAWA, 2018年,¥1,300+税)

を読み終わりました。

一言でまとめるなら「スピードと安定」を学びました。

冒頭で「車の運転」という例えが書かれていましたが、

経営も確かに車の運転に似ているのだろうなと思いました。

走りながら、刻一刻と周りの状況は変化していく中で、適切な

意思決定と操作をしなければならない。

遠藤選手のような、世界トップクラスの選手のスピードは

想像できないくらい速い中で高速に思考をして、同時に

身体動かしている(操作している)のですから、凡人では

到底理解できないレベルですよね。

F1レーサーといったところでしょうか。

それでも都度ビジネスに置き換えて、解説されているので

読みやすい本でした。

スピードだけでなく、いかに安定を保つか、その秘訣も伝授されています。

周囲の環境の変化に敏感に反応しないこと。

トップアスリートのメンタルも、さすがですね。

生まれつきの才能の部分もあるかもしれませんが、本書によると

日頃からのトレーニングも重要なようですね。

確かに私には欠けているセンスばかりだなと思いました。

まさにこれこそが「心技体」というものなのでしょうね。

スポーツに限らず、自分の得意なものを伸ばせばよいという

アドバイスは励みになりますね。

ナンバーワンでなくてもいい、オンリーワンを目指そう。

それも難しいことではありますが、まずは自分を知ることからかな。

とても前向きになれる本でした。

このあと、引き続き記事を投稿しようと思います。

気になる映画の記事を見つけたので。

よかったらお付き合いください。

それでは、また。

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