ストーリーと理論

続投です。

投稿し終わった後も、まだモヤモヤしております。

ブレークスル―思考講座の第5章も原稿を作り終えて、下書きに保存しましたが、

何か物足りない。

イノベーターの話を読んだ後の高揚感と、それを形式知にしようとする試みとの

ギャップが埋まらない。

ブレイクスル―とは、もっと躍動感がある動的なアクションのような気がする。

それを静止画に切り分けたときの違和感がぬぐえない。

サムライのイノベーターの話は、ストーリーとして生き生きと伝わってくる。

以前ブログでご紹介した

半田純一(著)『リアル企業内イノベーター』(日本経済新聞社出版)

イノベーターたちの生い立ちから、本人のインタビューという形で

人間像に迫った書き方になっていました。

果たして、形式知化しようとする試みは邪道なのだろうか?

イノベーターは天然でしか生まれ育たないのだろうか?

そんな疑問が湧きあがってきました。

それでも、講座を続けてみたい。

それは、私のライフワークであり、挑戦だと思います。

一方で、イノベーターは困難にぶつかったときに本領を発揮するようなので

やはり、壁にぶち当たる経験もしなければならないし、そのためには

冒険や挑戦を回避するタイプの人には不向きかもしれません。

あとは、知識も必要ですね。

もうすこし「イノベーター」についてじっくり学ぼうと思って本を探してみたところ、

あ、その本買ったわ!

牧 兼充(著)『イノベーターのためのサイエンスとテクノロジーの経営学』

(東洋経済新報社)

すっかり、本箱に眠らせていました。

少し後になりますが、読みたいと思います。

もう一つモヤモヤしているのは、なぜ下級武士たちが華麗なる転身を遂げる

ことができたのか?そればかりか、急速な近代化に貢献できたのか?

この疑問が、私の中ではまだ解消されていません。

それを知るためにも、昔の日本人のことを知ることと、

武士についても知りたいと思います。

ということで、ブレイクルー思考講座は引き続き完成を目指す一方で、

このブログを通じて、私のストーリーを発信し続けようと思います。

言語化されて、理論化されて、初めて気が付かされることもあります。

また言語化できない、何かも大事だと思います。

自分の中で、その両方が合わさることで、次のステップへ進める気がします。

さあ、少しはモヤモヤが晴れたかな。

物語の旅は終わりにして、また現実に戻ります。

それでは、また。

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