みなさん、こんばんは。
今朝は突然、『武士道』を棄権すると宣言してしまいましたが、
少し私の思い込みと推測を書かせてください。
『武士道』を半分くらい読んだだけですが、思えば武士は
儒教・朱子学・陽明学を学んでいたとか。
本書は、私が読む限りとりわけ「儒教」の色合いが濃かったように思われます。
子どもの頃の記憶で定かではありませんが、儒教は支配者にとって都合がよい教えだったとかではなかったでしょうか?
幼い子どもが、親のために喜んで己の命を差し出すという話。
胸が張り裂けそうでした。これを美談とするのか。
私には、若者たちが特攻隊で尊い命をささげて散っていったことと重なりました。
そして、本書を読む限りでは、私が知りたかった、サムライたちのイノベーターの話の
鍵は見つかりそうにないと思いました。
そこで、儒学以外の朱子学・陽明学はどうかと生成AIに聞いてみました。
結果については、詳細は割愛しますが、興味のある方は施肥この3つの哲学の違いを
調べてみてください。
大変興味深いことに、吉田松陰や西郷隆盛が陽明学を学んでいたというではありませんか。
そして、渋沢栄一も陽明学を重用していました。
陽明学とは「知行合一」「至良知」というの教えだそうです。
すなわち学んだことを即行動に移す実践主義。
また「内なる正義を貫く」精神だそうです。
政治批判も、外的な理論よりも「心の声」に従う傾向が強かったとされています。
なので、一言で「武士道」と言っても、一様ではないということがわかります。
以上が私の勝手な解釈です。
間違っていたら大変申し訳ありません。
また改めて、別の視点から「江戸」時代について、私たちの根っこについて探っていこうと
思いますので、よろしくお願いします。
それでは、また。