みなさん、おはようございます。
大阪関西万博の大屋根リングの保存を巡り、議論されているみたいですね。
昨今は、儲かる儲からないというところの価値基準が大きいのですが、
果たして法隆寺はなぜ数千年も存在し続けたのだろうか?と思うと
「文化遺産」というものは、日本人のすばらしさ、尊さを表しているのだと感じますね。
個人的には、安全面も含めて一部の保存でも十分ではないかとは思うのですが、
学識者の方々のお考えに従うならば、このリングは後世に残すべき
文化遺産としての価値があるのでしょうね。
ご近所の方は、万博1回目はまず大屋根リングを一周することを目標にして
行ったとのことでしたが、なるほど私もそうすればよかったと後悔しています。
もしかしたら、二度と再び一周することはできないかもしれませんから。
さて、昨日ようやく1冊本を読み終わりました。
タイトルは
吉田善一(著)『和の人間学-東洋思想と日本の技術史から導く人格者の行動規範』
(富山房インターナショナル, 2014、¥1800+税)
いつもなら、たいていこの後感想を書くところですが、
今回は、少しイレギュラーな紹介の仕方をしてみようと思います。
まず、著者の吉田善一氏のプロフィールについてですが、次回
本書に書かれている経歴をざっと書こうと思います。
お気づきのとおり本書は10年以上前に出版された本なので、
最近の著者の研究について調べてみました。
現在は公立大学法人長野大学に勤務されています。
ホームページ(https://www.nagano.ac.jp)によると
吉田善一氏の現在の研究がとても興味深いです。
「能楽のパターンと思考のコンピューティングへの応用、
科学のための東洋哲学」(ホームページより抜粋)
と書かれています。
本書は日本のものづくりの「根っこ」について書かれていますが、
著者は最先端の研究をされているというところが非常に重要です。
このことを頭の片隅に置いておいていただき、本書を読んでいただきたいのですが、
今回は本書からたくさん言葉を拾っていきました。
付箋をたくさん貼りましたのが、どの部分が特にメモすべきかはこれから改めて
マーカーをひいて拾っていきたいと思います。
少し時間が空くかもしれませんが、次回は付箋とマーカーをしたか所を
抜き出して、何ページの何行目から何行目という形で羅列していこうと
思います。
本書をどうまとめるかは、これらの拾い上げた言葉を自分なりに消化していく
作業になるので、感想とまとめはまた改めて投稿しようと思います。
もしよければ、みなさんも付箋とマーカーのご用意を。
さて、最近涼しくなったこともあり、長めの散歩を続けています。
おかげで睡眠の質も上がり、ゆっくり目が覚めるようになりました。
葉も少しづつ色づき始めいて、もう少ししたら紅葉も楽しめそうです。
週半ば。
今日もよい一日を!