みなさん、おはようございます。
10年くらい前に、医者の友人が、この国はまるで心不全になってしまったように
感じることがあるといいました。
私は、学生時代に外国が抱える経済問題についても勉強しました。
もし、私が国の病気を診る「医者」だとしたら、我が国の病気をこう診断するでしょう。
この国の病名は「記憶喪失」だと。
道徳心・愛国心・情緒・好奇心・知恵・直感・信仰・風情など。
こういったものが、鈍ってしまっていないでしょうか?
この病を根本から直す必要があるのではないかと、
だから「根っこ」を探すことが大事だと。
そして、ようやく根っこを掘り当てました。
『和の人間学』の著者、吉田善一氏は、現代の私たちを
「無魂無才」と称しました。
無根無才の今だからこそ、時代が要請する新たな「和魂和才」を生み出す必要があると
言います。
本書を通じて、日本が失ったものは何か、知る必要があると思います。
これから本書にマークした箇所を以下に切り出していきます。
吉田善一(著)『和の人間学』(富山房インターナショナル)
p.5 (初めに)15行目「また・・・」~p6. 1 行目
p.22 6行目から8行目「・・・ことである。」まで
p.23 (陽明学の人間力)3行目「以上より…考えられる。」
p.27(ここまでのまとめ)9行目(何が正しく・・)から12行目
p.33(人間学) 6行目~8行目(・・・である。)まで。11行目~15行目
p.34(工人気質)2行目 「江戸中期」~10行目「長けている」
p.34 13行目~p.36 3行目まで
p.36 5行目~ p.37 5行目
p.38(具体的な人格者の行動範囲)1行目「人類史上」~p39 1行目
p.39 11行目「書経」~14行目
二、日本型ものづくりの人間力
自然崇拝
p.49 8行目「第一は」~p.50 9行目
p.51 14行目 ~ 16行目
開物成務
p.59 12行目 ~ p.60 5行目
三、 陽明学と開物学
王陽明
p.61 1行目「また」~3行目「いわれている」
東西比較
p.72 7行目「日本の開」~8行目
p.72 9行目~p.73 6行目「た。」まで
p.73 8行目~9行目
一 古来日本精神
モノづくり
p.85 3行目「太古から」~ 7行目「できた。」
p.85 9行目~13行目
日本的モノづくり精神
p.89 1行目~11行目
二、すり合わせ力
知識と智慧を身につける
p.95 7行目「古来の」~p.96 2行目
天地自然の理に従う
p.96 8行目~14行目
自分の専門以外も広く学ぶ
p.97 2行目「井上」~6行目「である。」
″ 10行目「すなわち」~11行目
″ 14行目「また」~p.98 3行目「である。」
p.98 6行目「言い」~10行目
心で現象を見る
p.100 14行目 ~ p.101 3行目
世界観、社会観、人間観を持つ
p.105 4行目~12行目
五、仁術力
弊害を正す
「王陽明」
p.108 9行目~p.109 2行目
第四章 行動規範
一、キーワード
p.115 3行目「第一章」~8行目「である。」
機と一になる
p.119 4行目「古来の」~12行目「大切である」
機械論的自然観
p.120 14行目「その後」~p.121 2行目「いった。」
p.122 15行目~123 4行目
東洋思想と物理学
p.125 4行目「その後」~8行目
西洋人と東洋人の発想の違い
p.129 6行目「しかし」~12行目
草主人従
p.132 12行目~p.133 8行目「出される。」
科学的人間観
p.143 10 行目「科学・技術の」~p.144 1行目「できる。」
日本の工芸
p.203 3行目「日本の」~8行目
以上