予定では滝本哲史氏の作品をご紹介する予定でしたが、諸事情により予定を変更して
今回ご紹介するのは
山口周 (著)『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
-経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社, 2018年,¥760円+税)
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 光文社 山口周 / 光文社新書【中古】afb 価格:500円(税込、送料別) (2023/8/6時点) 楽天で購入 |
すみません、滝本氏の作品はまた機会を改めてご紹介したいと思います。
ご紹介するこの本はベストセラーなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。この本を買ったのは、3、4年前だったと記憶しているのですが、当時は趣味で「デザイン」とか「センス」に関心があり、それに関連する本を探していたところ、この本のタイトルに目が留まり、「世界のエリート」という言葉が気になり買ってみることにしました。半分は興味本位でしたが、いざ読んでみると作者の山口氏の知識の膨大さに圧倒されました。説得力のある論理展開で、そういう見方もあるのかと感動しました。この値段で、こんなに盛りだくさんの情報と知識を習得できていいのだろうか?と値段と価値のアンバランスさを感じました。
順番が前後しましたが、著者のプロフィールをご紹介します。
山口 周
慶応義塾大学文学部大学院文学研究科美術史学専攻修士課程修了
電通、ボストン・コンサルティンググループ等を経て、現在はコーン・フェリー・ヘイグループのシニア・クライアント・パートナー
今回このブログを書くにあたって、久しぶりにこの本を読み返してみたところ、「イノベーション」のことや、「デザイン思考」のことも書かれていたので驚きました。デザイン思考に関する本を読んだのはこの直後だったのですが、あまりの膨大な情報に消化不良だったのかもしれません。
この本はタイトル通り、「世界のエリートたちがなぜ「美意識」を鍛えるのか?」色々な角度から解釈をしています。イノベーションにご興味をお持ちの方には、是非お勧めしたい一冊です。
余談ですが、美意識を鍛えるために美術館に足を運ぶのは理想ですが、時間もお金もかかりますよね。私もセンスを磨きたいと思っていて、お勧めは例えばテレビ東京の「新美の巨人たち」などを鑑賞するのもいいのかなと思います。
それでは今回もご訪問いただき、ありがとうございました。
ご参考までに、山口周氏の本で、他に私のお勧めの本もご紹介します。
山口 周 (著)『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』
(大和書房,2021,¥1400)
次回は「美意識」にちなんで、クリエイティブなオフィスについてご紹介したいと思います。(雑誌です)