みなさん、こんにちは。
11月8日。
「いい は 」の日ですね。
11月8日は、鞴が点から降ってきた日とされ、鞴を使う鍛冶屋・刀工など広く
火を使う職人の間で鞴祭が行われてきたそうです。
私も、「生國魂(いくたま)神社」(大阪市天王寺区)内にある、鞴神社で行われれる
鞴祭りを見学しに行ってきました。
こちら鞴神社は、普段は門が閉じられています。今回初めて中の様子を見ることができました。
鞴祭(ふいごまつり)では、刀匠等が玉鋼(たまはがね)を使用して、鞴を用いて
水締めを行うそうです。(大阪府神社庁ホームページより)
このお祭りでは刀を作る工程の、最初の一部を披露していただけます。
まるで映画の1シーンのような入場シーン。
鳥肌が立ちそうでした。
一人から、二人、二人から最後は三人で、玉鋼をたたきます。
窯から取り出した玉鋼を「叩いてもいいよ」という合図は、金づちでカンカンと叩いていました。
「とんちんかん」というのは、刀剣を作る際に相槌のタイミングが悪いと「トンチンカン」とズレた音がすることから来ているそうです。
写真はほんの一部ですが、ご覧になっていかがですか?
こんなに美しいものづくりの姿が、他にあるのだろうかとも思えるくらい
素晴らしい儀式でした。
他にも祭事や、巫女さんの舞も見ることができ、心が清められる気がしました。
だいたい2時間くらいで終わったのかな。
あっという間に感じました。
今年は、伊勢神宮や南宮大社、防府天満宮とたくさん
お参りした年でした。
今年一年を締めくくるにふさわしい素晴らしい行事を見ることができてよかったです。
皆さんにも、ご利益のおすそ分けができるといいですね。
それでは、よい週末を!