未来を想像する力

もし、あなたが一つだけ超能力を身に付けることができるとしたら、

どんな力が欲しいですか?

「未来を予測する力」と答える方は少なくない気がします。

ふと、うちの相方に、そういえば『未来の思想』(小松左京)はどうだった?

と聞かれて、すごく脳が疲れて読み終わると眠くなったなあ。

で、どんな話だったか忘れてしまった。

慌てて過去の記事を検索する。「未来の思想」というキーワードを打つと

出てきました。

そうそう、まず人類がいつから「未来」を想像するようになったのか、から

始まったんだよな。

小松左京氏、梅棹忠夫氏、黒川紀章氏。

1970年大阪万博に関わった人たちが思い描いた未来。

彼らの想像力と、予測精度の高さに改めて驚きます。

現代、この時代に未来を予測している方はどれくらいいらっしゃるのだろうか。

「情報化社会」の果てに何が待ち受けているのだろうか?

黒川紀章氏の、ホモ・モーベンスは、人類もまるで「情報熱力学」のような推移を

辿っているように感じました。

秩序から無秩序へ、集団からやがて「個」へと。

相方に思わず、物理現象は「不可逆的」なのかと聞きました。

人類もまた、昔の用には戻れないのでしょうか?

歴史から学べというけれど、人類はまた同じ過ちを繰り返してしまうのだろうか?

未来を予測する力は、もしかしたらAIが実現するかもしれませんが、

人間が未来を想像する力は尊いと、『未来の思想』は教えてくれます。

空の向こうに何があるのか。

人類の想像力は、果てしなく広がっていくのでしょうか?

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