今回ご紹介する本は
外山滋比古(著)『思考の整理学』(ちくま文庫, 2020, ¥520)
思考の整理学 (ちくま文庫) [ 外山 滋比古 ] 価格:572円(税込、送料無料) (2023/8/6時点) 楽天で購入 |
皆さんは「飛行機」タイプですか?それとも「グライダー」タイプでしょうか?
本書は冒頭からドキッとさせられます。おそらく大学生に向けて書かれた本なのでしょう。
書店の広告にも「東大生・京大生に一番読まれている本」というキャッチフレーズが書いてあったと思います。
それでは、著者のプロフィールをご紹介しましょう。
外山滋比古氏
東京理科大学英文科卒業
『英語青年』編集長を経て、東京教育大学、お茶の水大学で教鞭をとる。
2020年7月30日死去
この本は知の巨人と言われた著者の実体験に基づく「思考法」であり、「発想法」そして「思考の整理術」が書かれています。私が紹介するまでもなく名著です。
大学生向けに書かれているかもしれませんが、アイデアを生みだすヒントもたくさん書かれていますし、大学生でなくても、とても参考になると思います。
私くらいの年齢になると、著者のおっしゃることが「なるほど、確かに」と共感できる部分が多々あります。大人になっても、私のように資格試験やお仕事の関係で勉強を続けていらっしゃる方にも参考になる一冊だと思います。
【ご参考までに】
「発想法」に関連して、下記の本もご紹介いたします。
川喜田二郎(著)『発想法 -創造性開発のために』(中央新書, 2019, ¥720)
発想法 創造性開発のために[本/雑誌] (中公新書) / 川喜田二郎/著 価格:792円(税込、送料別) (2023/8/6時点) 楽天で購入 |
KJ法(断片的な情報・アイデアを効率的に整理する目的で用いられる手法)を考案された川喜田二郎氏の著書です。
ただ、かなり難易度が高く私は読み切ったものの、途中から理解できなくなりました。習得できれば強力なツールになるだろうなという気がします。
ご興味があれば、試し読みしてみてはいかがでしょうか。
Youtubeにこの本を解説されているサイトもあるみたいですよ。
ここまでで、私が問題解決に役に立ちそうだなと思う本は一通りご紹介できました。
ここからは、少し内容も難しくなります。私の本棚には、まだたくさん手つかずの本が眠っていて、さらに新刊も入手していこうと思います。
もし、もっと問題解決の本を知りたいという好奇心旺盛で勉強熱心な方、まだまだ物足りないと思う方は、是非一緒に勉強していきましょう。
ここまでお付き合いいただいた方、ご紹介した本から問題解決のヒントが見つかったでしょうか?参考になりましたら、幸いです。
次回の予定ですが、いよいよデザイン思考の教科書(論文集)をご紹介しようと思います。
私もこれから読み始めるところです。受験勉強の隙間時間に読むので、時間がかかると思います。
それでは今回もご訪問いただき、ありがとうございました。