みなさん、おはようございます。
昨日は出かけた先の、よく素通りするカフェに目が留まりました。
近くにはスターバックスがあるというのに、頑張ってらっしゃるな。
うちの子が、小さかったころからずっと。
珍しく今日はお客さんが誰もいない。
いつもは常連客じゃないかなと思われる人々で席が埋まっている。
どうしよう、と思ったのですが入る勇気もなくまた素通りしてしまいました。
最近、喫茶店がきになるのは、この本の影響だな。
『ゆっくり、いぞげ』(影山知明 著)(大和書房, 2015初版,2025年13版)
昨日は、この本をカバンに入れて移動中に読み終わりました。
最後は、またもや目頭が熱くなる。
この本を読む目的は、何か新しいビジネスモデルが書かれているのだろうか?
なぜ著者は、コンサル、ベンチャーキャピタル、会社設立を経てカフェに行き着いたのだろうか?
ただただその答えを求めて読み進めました。
読み終えて感じたのは、ああ、そびえたつ山を登った先に見える景色はどんなものなのだろう、
そこにたどり着いた人の境地というものがこれなんだろうかと。
到底私にはたどり着けない境地だということも、察しました。
どれほどの標高の山なのかはわかりませんが、私にとっては険しい山をひたすら
上り続けています。
人はなぜ山に登るのか?
と、よく耳にしますが、私は「今の自分に見えない景色が見たいから」。
それに尽きます。
著者がなぜカフェに行き着いたのか、コーヒー1杯に込めたメッセージは?
物語の終わりは、切なくもあり、温かくもあり、このカフェから
これから先どんな物語が生まれるのだろうか楽しみでもあります。
私も、いつか必ずこのカフェを訪れたい。
さあ、今週もあと少し。
よい一日を!