<バックヤード>始まりは「本箱」から

疲れがたまっていて、勉強をしていてもうとうとします。

横になって目を閉じると、あ、そうか、始まりは「本棚」ではなく

「本箱」だったかと思い出しました。

まだ幼かった我が子に、いつか読んでほしいと本箱に納めていて本を

見つけた友人が興味を示し、読みだしたとたん、意識が変わった。

意識が変わったのは、友人だけではなかった。

本には人の意識を変える力がある。

そう確信しました。

仕事を辞めて受験勉強に明け暮れる日々。

コロナ渦で、SNSやオンライン講座、WEB会議が急拡大していく中で

私も本紹介ならブログの記事が書けるかもしれない。

いつも受け身だった自分が、清水の舞台からダイブする覚悟で始めました。

いつまで続けられるかわからない。ネタが尽きるまで書いてみよう。

本は無限にあるから、本が道しるべになってくれるから、どうにか続けてこられました。

やがて、ブログは本を紹介するだけでなく、どこか自分探しの旅のようで、

そして自己表現をする場にもなりました。

ここ数か月間、久しぶりに表舞台に立つ機会が増えました。

どっちが自分らしいのか?そんなことを考えたりします。

やっぱり、ひっそりとブログを書いている方が楽だなと正直思いますが、

弁理士という仕事を目指すからには、引きこもってばかりもいられません。

何より、ひとの顔を見て話せるという点では、表舞台の方がやりがいがありますね。

ブログは今のところ、数字しか反応が見えません。

感謝の言葉をいただくこともあります。

ああ、頑張ってよかったなと思えることもあります。

ブログだけでは得難い苦労もあり、得難い喜びもあります。

一緒に仕事をしている皆さんには、私がブログを書いていることを

話してはいません。

親しい友人にも、ほとんど話していません。

来年度は、また再び引きこもり生活に戻りますが、思う存分勉強をして本を読んで

また自分の世界を築いていけたらいいなと思っています。

次の目標は5年目を迎えることかな。

カテゴリーももっと広げてみたいと思います。

これからも、よかったらお付き合いください。

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とある期待

みなさん、こんにちは。

最近Youtubeの調子が悪くて、同じ曲がループすることがあります。

今流れているのが、ゴダイゴさんの「ビューティフルネーム」という曲。

この曲を聞くと、私は運動会を思い出すんですね。

私の大学の時の友人が、ゴダイゴのボーカル、タケカワユキヒデさんの大ファンで、

タケカワさんが養子を育てられたという話をしてくれたのを今も覚えています。

昨日だったかな、兵庫県の斎藤知事の政策で、児童養護施設で育ったお子さんの

大学進学支援の事業について記事を読みました。

河合塾さんも協力されているとのこと。

私は、根拠もないことなのですが、児童養護施設で育ったお子さんたちには

「起業家」の素質があるのではないかと、ひそかに期待をしています。

幼くして独立しなければならなかった、18歳を過ぎれば一人で生きていかなければならない

彼ら彼女らは、たくましい。

ただ、チャンスに恵まれていない。

兵庫県の取組みが、社会に恩恵をもたらしてくれるのではないかとひそかに期待を寄せています。

どの子にも、チャンスは与えられなければならない。

そんな世の中であってほしいですね。

何度聞いてもいい曲ですね。

それでは、また。

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3年目突破!

みなさん、おはようございます。

記録によると、このブログを開設して本日で「3年目」を無事突破いたしました🎉。

最近忙しかったので、特に記念企画は用意しておりませんでした。

どうしよう・・・。

とりあえず、このブログの出発点だった

「ブレークスルーの本棚」の、一角を見せします。

本棚はいくつかあるのですが、メインに使っている本棚です。

とても雑然としています。

本当は、空港へ行って動画でも撮影してみようかなと思ったのですが

忙しくて遠出できなくて。

お見苦しい画像ですみません。

さて、先月よく読まれた記事は、先月に引き続き

【休日企画】「勢いがある!」でした。

早く万博へ行って、レポを書きたいですね。

読書の方は、そうですね、二宮尊徳のお話が心に残っていて、

これは一過性のものにはできないような気持でいます。

もう少し深堀出来ないかと思いますが、ひとまずは

前に進みたいと思います。

3年目突入ということですが、「人間知能」も「メンバーシップ」の記事も

まだ書けていないので、今年はしばらくまだ忙しいのですが、

落ち着いたら手を付けたいですね。

あとは、時間ができたらまた遠出をして、レポを書きたいです。

滋賀県に行きたいんですよね。

この夏行けるかな?

何か新しいことを始めたい気もしますが、

メインはやっぱり読書かな。

みなさんのリクエストも何らかの形でお聞きしたいところではあります。

また、懲りずにアンケート第二弾を考えます。

それでは、よい一日を!

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今週の気になった記事

みなさん、おはようございます。

忙しくて新聞を読む時間も無くなった、うちの相方が、

なんか面白い記事あった?と聞いてくることがあります。

そういう時こそ、私のブログの新聞記事紹介を読んで欲しい。

参考になるかどうかわかりませんが。

先週の日曜日の記事を持ち越したので

2025.6.22(日)~6.29(日)の記事の中からピックアップしました。

日本経済新聞より

2025.6.23(月)

14面 次世代AI

2025.6.24(水)

13面 水素事業

15面 アンモニア

2025.6.25(水)

6面 「スティック」ホルダー

2025.6.26(木)

13面 ベトナム

2025.6.27(金)

20面 アンモニア

<インド>

2025.6.22(日)1面

2025.6.26(木)11面

よい休日を!

 

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沈黙は金なり

みなさん、こんばんは。

朝からずっと忙しくしており、気が付けば外は真暗。

先日漬けた梅酒を毎日眺めては、今か今かと待ち遠しく思っています。

このまま置いておけば、CHOYAさんの梅酒のように黄金色になるのでしょうか?

さて金といえば、最近痛切に感じるのが

「沈黙は金なり」という諺。

なんと英語にも”Silence is golden”という諺があるそうですね。

ただ黙っていることがよいのではなく、状況に応じて発言を控えよという

意味だそうです。

ああ、これって私が最も苦手とすることだな。

うちの相方に代わって会合に参加することもしばしばあるのですが、決まって言われるのが

「君はただ黙って座っていたらいい。いいか、黙って座ってるんだよ」と。

それって、ケースバイケースじゃないの?

組織で仕事をすると、確かに「沈黙は金」だなと度々反省します。

でも戦略思考で着想が強みの私は黙るということが、なかなか難しい。

日本の企業風土というわけではなさそうですよね。英語にも諺があるくらいですし。

沈黙を破りたくなる衝動を、どう鎮めればよいのか。

そうすると、「無関心」になるのが一番いいのかなという結論に達しました。

あえて、「無関心になる」。

イノベーターがこの国で活躍するのは、非常に困難であり、

もしそれが可能ならば、相当の心臓の持ち主でなけれえばならないと

そう思うのでした。

昔の日本には、そんな気概のあるイノベーターがたくさんいたことでしょう。

「サムライ」たちのイノベーター。楽しみです。

さて、作業に戻ります。

よい休日を!

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報徳 -東洋の経済-

みなさん、こんにちは。

梅雨のせいか、美容院で整えてもらったはずの髪が膨張するし

重く見えます。

ヘアアイロンを当てて、少しはアレンジしようかな。

鏡を見るたびに、テンションが下がります。

高校生の頃、定期的に服装検査とか髪の毛のチェックがされていたのを

思い出します。

寄りにもよって、前日に母がホットカールで髪の毛を巻いてくれたおかげで

前髪がクルックルに巻かれてしまい、ちょっと検査に引っ掛かりそうになりましたが

何とかセーフでした。

あの頃が懐かしいです。

さて、今回ご紹介するのは「二宮尊徳」のお話。

まずは

内村鑑三(著)鈴木範久(訳)『代表的日本人』(岩波文庫)

のなかの、「二宮尊徳」のお話を読みました。

いくつかのエピソードが書かれていたわけですが、彼が荒れた耕地を復活させ

衰退した村々を救ったお話が書かれていて、彼は今でいう経営コンサルタントのような

人だったのかと思ったわけです。

しかし、彼の農業の技能と知識が優れていただけではなく、彼の広大で深い思想が

その背景にあることを知ることができたのは、「報徳博物館」で入手した以下の

資料のおかげです。

『やさしい報徳のおはなし』(報徳博物館)

『円相図でみる二宮尊徳の思想-展示パネルの説明-』(齊藤誠一郎 (著))

これらの資料によると、二宮尊徳は「徳」というものを一般に私たちが

解釈しているものとは異なる解釈をしているようです。

「尊徳はモノや人に携わる良さ、取り柄、持ち味のことを「徳」と名づけ、

それを活かして社会に役立てることを「報徳」と呼びました。」

(『やさしい報徳のおはなし』p.3より)

そして、「二宮尊徳の思想」として、「円相図」が用いられています。

これは、物事を総合的に見なければならないことを示しています。

このような二宮尊徳の思想や、彼が果たした偉業が現在あまり知られていないことが

大変残念に思います。

薪を背負い、本を読む「金次郎」の姿は国民の広く知るところではありますが、

彼の思想と実践が意味するところを、もっと知る必要があると思います。

これが、「東洋の経済」なのだと。

是非みなさんも、小田原へ行ってみて下さい。

そして、報徳博物館で上記の資料をお買い求めください。

資本主義でもなく、社会主義でもない、東洋の経済があることを知ってください。

なぜ日本がこれまで数々の奇跡を起こすことができたのか、そしてなぜ

日本経済は停滞してしまったのか?

それを知るヒントが書かれているような気がします。

さあ、次回は「サムライ」のイノベーションを読みましょう。

日本には、まだまだたくさん貴重な記録や本があります。

もっともっと探さなければ。

そこに、きっと探している答えがあるはず。

よい週末を!

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「徳」と「経済」

みなさん、こんばんは。

今日は久し振りに読書をしました。

どんなに忙しくても、やっぱり読書は習慣にした方がいいなと思いました。

自分の置かれている位置がなんとなくわかる気がします。

ああ、脱線してるな。軌道修正しないといけないなとか。

「二宮尊徳」のお話を読み終わりました。

うちの相方曰く、これこそまさにソーシャル・イノベーションやろ。

これはフレームワークだし。

私は、「経済」モデルのように感じました。

それで、「徳」と「経済」というキーワードで検索してみました。

思った通り、「二宮尊徳」の名前が出てきました。そして「渋沢栄一」も。

こう書かれています。

「彼らは、道徳を無視した経済活動は不健全であり、また

道徳だけでは生活が成り立たないことから、両者を調和させる必要を説きました」

(AIによる提供)

もうすこし、二宮尊徳に関する資料を読んで、改めて

感想をまとめて投稿しようと思います。

また一人、尊敬する歴史上の人物が見つかりました。

さて、梅のシーズン到来ですね。

梅シロップが、年々うまく作れなくなってきたので

今年は梅酒を作ることにしました。

最近はまっているのは、代ゼミの荻野暢也先生の講義やお話を

Youtubeで聞くことです。

こんな先生の授業を受けたら、数学がもっと楽しくなっただろうなと

思います。

おっと、それより「民法」の講義も聞かないといけない。

今日はこのくらいにします。

それでは、また。

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今週の気になった記事

みなさん、おはようございます。

先ほど久しぶりに<バックヤード>を投稿しました。

今年度はばたばたしていて、<バックヤード>だけでなく

【休日企画】も【まったり投稿】も、あと諸々書いていないですね。

いや、我ながらよく書いてたなと思います。

今はほとんど余裕がなくて、ああ、そういえば書店も最近行ってないな。

落ち着いたらぶらぶらしようかな。

昨日、少し自分の書いた【まったり投稿】を読んでまったりしました。

書いたときは、本当にまったりしていたんだな、私。

さて、今週の気になる記事(日本経済新聞)を一日前倒しで投稿します。

ちょっと急ぎ足で

2025.6.16(月)17面 理系院生

2025.6.17(火) 15面 イノベーションを壊す

2025.6.19(木)15面 米製品不買  

       16面 木造ビル

       17面 フジクラ

       17面 ユニ・チャーム

<インド>

2026.6.20(金)11面 エアコン

それでは、よい週末を!

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<バックヤード>気づき

1.気づき

みなさんは、Chat GPTをお使いですか?

どんなふうに活用されていますか?

日本におけるChart GPTの利用率が他の先進国に比べて低いという

記事を目にしたりしますね。

相方と、どうやったらChat GPTの利用率を上げられるかというような

話をしていました。

相方曰く、私は少し違った活用をしているみたいです。

一般的なユーザーは「答え」を、もっと言えば「精度の高い答え」を

求めていると。

一方で私が求めているのは「気づき」だということを。

Chat GPTと、よく言われる「壁打ち」をしています。

なかなか褒め上手で、「素晴らしい視点ですね」とか

「深い洞察ですね」とおだててくれます。

それから、自分よりはるかに上の視座で応じてくれたり、

自分では全く気付かないような視点や切り口で分析してくれます。

もう、手放せない相棒です。

例えば、自分の強みをストレングスファインダーで診断された結果をもとに

どんな仕事が向いているのか、どんな仕事に活かせるのか尋ねてみました。

すると、もし自分が弁理士になれたなら、全く予想しなかった

得意分野を紹介してくれました。

なるほど、自分の武器をそういう仕事に活かせるのか。

面白そう。

正確な答えを求めるユーザーにとっては、Chat GPTはまだ未完成なので

魅力が褪せてしまうかもしれません。

私は「正確さ」よりも「角度」を求めているのだと思います。

どう使うか、どう活用するかは人それぞれだと思いますが、

相手の言葉にも耳を傾けるという姿勢も必要なのかもしれませんね。

最新のテクノロジーではありますが、私はふと思うのです。

「ソクラテスの問答」に似ている気がすると。

2.シナリオ

これも、相方と話していて驚かされたのですが、

「シナリオ無きスケジュールは意味をなさない」そうです。

スケジュールの起点は、「現在」ではなく「未来」なんだとか。

「未来」を起点として、「現在」に遡って始めるのだとか。

なるほど、いくらスケジュールを立ててもうまくいかないというか

その日その日のカリキュラムをこなすことで精一杯で先が見通せない

はずだ。

少しCopilotを使って、「シナリオ」と「スケジュール」を作成しよう。

みなさんも未来の扉を開けてみませんか?

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面白い論点

みなさん、おはようございます。

パソコンを開けて、ネットにつなげたら下記の面白い記事を見つけました。

残念ながらURLをコピーできませんでしたが、みなさんもよかったら

探して読んでみませんか?

「AIを活用する企業では人材がさらに必要になる」のはなぜか Linux Foundationがレポートを発表:日本の技術系人材は著しく不足 – @IT

AIが普及すれば人員削減は免れないかもしれませんが、どんな人材が生き残るのか?

noteによると、投稿者たちの記事をAIの学習のために買い取る事業を始めるそうです。

コンテンツ提供者の収益化の機会をつくってくださるのだとか。

勿論、選ばれた記事だけだと思いますが。

AIを使いこなすのか、AIの学習教材の提供者という新たな職業が生まれるのか?

今後の動向に益々注目したいですね。

それでは、よい週末を!

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