疲れがたまっていて、勉強をしていてもうとうとします。
横になって目を閉じると、あ、そうか、始まりは「本棚」ではなく
「本箱」だったかと思い出しました。
まだ幼かった我が子に、いつか読んでほしいと本箱に納めていて本を
見つけた友人が興味を示し、読みだしたとたん、意識が変わった。
意識が変わったのは、友人だけではなかった。
本には人の意識を変える力がある。
そう確信しました。
仕事を辞めて受験勉強に明け暮れる日々。
コロナ渦で、SNSやオンライン講座、WEB会議が急拡大していく中で
私も本紹介ならブログの記事が書けるかもしれない。
いつも受け身だった自分が、清水の舞台からダイブする覚悟で始めました。
いつまで続けられるかわからない。ネタが尽きるまで書いてみよう。
本は無限にあるから、本が道しるべになってくれるから、どうにか続けてこられました。
やがて、ブログは本を紹介するだけでなく、どこか自分探しの旅のようで、
そして自己表現をする場にもなりました。
ここ数か月間、久しぶりに表舞台に立つ機会が増えました。
どっちが自分らしいのか?そんなことを考えたりします。
やっぱり、ひっそりとブログを書いている方が楽だなと正直思いますが、
弁理士という仕事を目指すからには、引きこもってばかりもいられません。
何より、ひとの顔を見て話せるという点では、表舞台の方がやりがいがありますね。
ブログは今のところ、数字しか反応が見えません。
感謝の言葉をいただくこともあります。
ああ、頑張ってよかったなと思えることもあります。
ブログだけでは得難い苦労もあり、得難い喜びもあります。
一緒に仕事をしている皆さんには、私がブログを書いていることを
話してはいません。
親しい友人にも、ほとんど話していません。
来年度は、また再び引きこもり生活に戻りますが、思う存分勉強をして本を読んで
また自分の世界を築いていけたらいいなと思っています。
次の目標は5年目を迎えることかな。
カテゴリーももっと広げてみたいと思います。
これからも、よかったらお付き合いください。
