<バックヤード>整える

みなさん、おはようございます。

「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」

本当に、この時期はあわただしいですね。

毎年のように、さあこれこれから追い込みにかかるぞという時に限って、

何かしら課題が噴き出します。

「なんで、いつもこのタイミングで?」と。

でも、お仕事をしながら受験される方がとても多い資格でもあります。

なので、どんなに忙しくてもそれを言い訳にできません。

最近、物理的に忙しいというより頭の中の整理が追い付きません。

日々の献立のこと、ブログの本のこと、子どもたちの勉強の手伝い。

そんな時は、神社にお参りに行くことにしています。

「気持ちを整える」

そして頭の整理のために、まずは勉強前にブログを書くことにしました。

勉強も、今まさにこれまでインプットしてきたこと、インプットできていないこと

などの整理段階です。とにかく一つ一つ丁寧に確認していく作業。

今までこれができていませんでした。

毎朝の水回りの掃除の習慣が身についたおかげで、私の大雑把な性格が変化してきています。ブログの本を通じて、価値観も変化してきたのかもしれません。

「頭の中も整える」

最近始めた「豆皿」を使った和食メインの食生活。家族から、この習慣はずっと続けて!と

言われています。私が飽きっぽい性格なのを見抜かれています。

昨日は豆皿が足りなくて、大皿に少量ずつ盛ったのですが、やっぱり豆皿で食べる方が

きれいだし、ゆっくり食べようとすると。

子どもたちも、スナック菓子をほとんど食べなくなり、チーズや手作りお菓子などをつまんで、あとはしっかり夕飯を食べるようになりました。

食べる量が減ると、今度は「量」より「質」が気になりだします。

料理の上手な方が口をそろえておっしゃるのは「調味料」が大事だと。

改めてスーパーで調味料を見てみると、国産原料を使った商品は本当に少ないですね。

しかも割高。食費もこの調子でいけば、かなりカットできそうなので、この際国産原料の調味料を買ってみました。

関西にお住まいの方は、「旭ポン酢」をご存知ではないかと思います。

今までは高くて買わなかったのですが、豆腐にかけても刺身にかけても、本当においしい!

「味を調える」

食文化って素晴らしいですね。

おかげさまで、体重も順調に減ってきています。お通じも改善されているみたいです。

「身体を整える」

『ジョブ理論』も、ラストスパート。週末企画は間に合いそうにないので、タイトルだけの

お知らせになるかもしれません。やっぱり、この方の思考が独特で興味深いです。

ゆっくり読み切りたいと思います。

ブログで紹介する本も、これからしばらくの間テーマがばらついて発散傾向になりますが、散らかりつつ、収束させて「整えて」いきたいと思います。

さあ、おうちの中も一応整えたので、出かける前にひと勉強。

それでは、また。

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【只今復元中】MY BEST  BUY

みなさま、おはようございます。

外が明るくなりました。

午前に勉強する範囲が終わったので、少し息抜きに投稿します。

結局休むといいながら、離れられないです。頭の整理になるのかな?

現在過去の投稿の復元中ですが、過去にご紹介した私のお気に入り商品の投稿は、記録に残っていないみたいです。

これはと思うものは、ざっくりこの投稿でご紹介したいと思います。

1.絆創膏「カットバン」

地域によっては、お店にほとんど売られていない商品みたいですね。

うちの実家では私が幼かったころは、これしか使っていませんでした。今はバンドエイドも

使っているみたいです。

お薦めの点は、まずはがれにくい。そして布の絆創膏なので、けがをしたところをしっかり

保護してくれます。水仕事用もあるので、冬場にあかぎれで困るという方にお勧めです。

2.Ittara(イッタラ)

我が家は、テイーマという食器シリーズやグラス、キャンドルホルダーなどを持っています。

比較的リーズナブルで、丈夫。なのに、いつの間にか、お皿とタンブラーが割れてしましました。犯人のめぼしはついています。自分の部屋の床に置いて踏んだとか、そんなところでしょう。タンブラーが2つともなくなってしまったので、一番小さいサイズのグラスを注文したのですが、デザインはこちらの方が美しいです。ACTUSのスタッフで、グラスをコレクションされている方の動画を見たのですが、このサイズしか集めないという理由がよくわかりました。暮らしに色どりを。意外と和食との相性も悪くないです。

3.MOEVE(ムーベ)のミラー

2014年にデンマークで設立されたムーベ。2人の建築家と一人のデザイナーが造り出す製品は、家具やプロダクトの本質を見極めて、無駄を一切なくした美しいデザインです。

私は、スタンディングミラーを買いました。

ミラーと、取り外しできるフレームのスタンドだけ。本当にシンプル。

このシンプルさで、ちょっとお高いかなと思ったのですが、飽きのこないデザインと

彼らの姿勢に共感を覚えて、一票投じようと思い買いました。

洗面台が使えない時に、メイク直しの時に、さっと取り出せて使えます。

普段は置いておくだけで、ちょっとしたインテリアにもなります。

壁掛けタイプもあります。玄関に飾れば、お出かけ前の最終チェックに

よさそうですね。

4.リサ・ラーソンの陶器の置物

リサ・ラーソン。みなさん、ご存知ですか?

私が初めてリサ・ラーソンを見たのは、とてもセンスがよくて、すてきな先生の

レッスンを受けにご自宅にお邪魔したときに拝見しました。

一番人気のライオン。初めて、陶器の置物を見てかわいいと思った瞬間でした。

まさに「キュン」と来た。

それから、調べてIDEEのオンラインショップで、「ブルドック」を買いました。

陶芸品=完成された美だけでないことをはじめて知りました。

消去してしまった投稿にはこう書いたはずです。「買って損はありません」と。

本当に私はそう思います。疲れたとき、この子を見るとホッとする。

5.STAUB(ストーブ)鍋

料理が下手でコンプレックスを持っている私。

料理教室に通われているお友達に相談すると、この鍋を紹介してくれました。

鉄製鍋。重いけど、重い以外にデメリットは見当たらない。

お味噌汁やカレー、豚の角煮が美味しくなった。焼き芋はタイマーをかけて片面20分づつで簡単に美味しく作れる。我が家の食卓の救世主です。無水鍋?なのかな

6.文具

①スケジュール帖はNakabayashiのLogical monthly A4を勉強用スケジュール用に使っています。それ以外は、システム手帳(A4)を使っています。

スケジュールを制する者は受験を制する、と私は思っています。

スケジュールの立て方、活用次第で試験の結果が左右されるのではないかと、重視しています。

②バインダー用ノート

弁理士試験は科目が多く、覚える事項や理解する事項が多いので、テーマごとにノートを使い分けています。薄くて場所を取らない。途中でつぎ足せることもできるの、ノートとバインダーのいいとこどりです。折って使えるものもあったり、メーカーによって丸穴か四角穴かなど違うので要注意です。私はメーカーもシリーズも統一してないので、やっぱり統一して色違いでそろえた方がよかったかなと思います。

さて、過去にご紹介した商品はそれくらいかな?

いや、まだありそうですね。また思い出したら、時間がある時にご紹介します。

書きながら思い出したのですが、もう一度スケジュールの調整をしないといけません。

それでは、また。

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【只今復元中】ルービックキューブについて

みなさん、おはようございます。

掃除が終わっても、外はまだ暗いです。

コーヒードリップ用のフィルターがなくて、代わりに炭酸水を飲んでいます。

やっぱりコーヒーの香りが恋しい。

さて、このブログではルービックキューブのことを何度か触れてきたのですが、

あいにく即興で記事を書いてファイルには保存していません。

もしかしたら、もう一度あの記事が読みたいという読者の方がいらしたら申し訳ありません。今回は簡略化して書こうと思います。

1.数学との関係

うちの相方が、なぜ私がよくルービックキューブで遊んでいるのか不思議に思っていたらしく、ある日ルービックキューブと数学が関係するというYoutubeを見つけてくれました。

「群論」と関係があるみたいですね。当時高校生だった方が、ルービックキューブと群論との関係について論文を書いていたみたいです。もしご興味を持たれた方は、探してみて下さい。ちらっと読んだのですが、もう早くも研究者の才能を発揮されているんでしょうね。うらやましいです。

2.二面のそろえ方

私自身は数学と関係しているかどうかには関心がなく、ただ考えがまとまらない時によくルービックキューブの二面をそろえています。遊んでいるというよりは、頭の整理をしているつもりです。昔アニメで見た「一休さん」がとんちを考えているときのようなイメージだと思います。

かじっただけの言葉ではありますが、「パターン認識」をしながら「最適解」を模索し、均衡点に達したときに二面がそろう、という風に私自身はとらえています。

「二面だけそろえるのは、実は六面をそろえるひとでも難しいという人がいる」と動画で見ました。「え?ホントに」私には六面をそろえられる人は、とてつもなく頭のいい人だと思うので(現に私のいとこがそうでした)、信じられません。

そこで、動画もアップされていましたが、私なりの解き方とコツを書いてみます。

①解き方

まずは一面をそろえることをマスターしてください。こればかりは文章では説明できません。

二面をそろえるには、相性のいいペアを選ばなければなりません。

白と黄色 黄色とオレンジ オレンジと緑 緑と赤 赤と青 青と黄色 青と白もいけたかな?

そして二面を交互に、一面をそろえる要領で一回づつ一か所だけそろえていきます。

例えば赤の一か所そろえる→青の一か所そろえる→赤の一か所そろえる・・・・

やがて正解に達すると二面がそろいます

②コツ

初心者の方は、一面の色々な色をそろえてみて、相性のいいペアがあと少しでそろうというものからチャレンジしてみて下さい。

最初のうちは、せっかく一面がそろったのに、もう一面をそろえようとすると壊れてしまうと心配して、大きく動かすことを躊躇するかもしれませんが、発散から収束へと向かっていくので、気にせずとにかく一面をそろえるつもりでやってみてください

順調に進んだと思ったら、どんどんバラバラになってしまった。

そういう時は、いったん一面をそろえて一からやり直してください。

意外とそのあとの方が、順調にできたりします。

あと一つでそろうという段階になってからが、行き詰まることがあります。

これには必勝パターンがあります。それは体得してみて下さい。

いろんなケースを試してみる。天才であれば、あっさり解法を見つけるかも

しれませんが、私のような一般人はとにかく泥臭く試行錯誤で解くしかないと

思います。

以上です

もし、ルービックキューブは数学とこんな関係があるよ、など新しい発見を

されたら、いつかお話を聞かせていただければ幸いです。

それでは、また。

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【只今復元中】

みなさま、おはようございます。

といっても、外はまだ真っ暗です。

表題の通り、現在削除した過去の投稿を復元しております。

バックヤードは、いくつか抜けております。

書籍紹介の方も、時間がある時に誤字脱字などのチェックをして修正します。

ご了承ください。

前回の【只今復元中】で触れたのですが、最近視力が低下していて、コンタクトの度調整をしようか迷っております。あいにく時間がなくて、応急処置で自己流の視力回復トレーニングを、昨晩から本格的に始めることにしました。

早速今朝はパソコン上の小さな文字がよく見えます。もしかしたら効果あるかもしれない、と思うのでご紹介してみます。あくまで個人の感想なので、参考程度に。

用意するもの:スポンジボール(私はAmazonで6個入りのカラフルなボールを購入しました)

目的:ピント調整機能の回復と強化

方法:仰向けに寝て、スポンジボールをまっすぐ上に放り投げます。

   最初は低くても大丈夫です。まっすぐ投げられるようになったら、徐々に高さを

   あげていってください。

   最終的に天井近くまで上げられるようになったらいいと思います。

  ボールを上に上げてキャッチする。ただそれだけです。

10年くらい前に子どもが野球をしていたので、コントロールを鍛えることと

体幹も鍛えられるかなと思って私が考案したトレーニングメニューです。

子どもと一緒にトレーニングしているうちに、眼科で視力が回復していますよと言われたことがあって、それで今回も再びチャレンジしてみようかと思った次第です。

効果は個人差があると思うので、くれぐれも慎重にご検討ください。

私は音楽を聞きながらトレーニングしています。

最初のうちは、なかなかまっすぐ上がらなくて、体をあちこちに動かさないといけなかったり、ボールを取りに行かなかったりするかもしれませんので、なるべく複数のボールを近くに置いて、取りに行かずに済むようにするのがお薦めです。

くれぐれもけがのないように、周りに危険なものがないか確認してください。

そんなとこかな。

早く目が覚めたので、これからそーっと掃除をしようと思います。

それでは、また。

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<バックヤード>日本の美意識

  1. 四 季

みなさんは四季の中で、一番美しいと感じるのはいつですか?

桜が咲きほこる春、新緑がまぶしい夏、紅葉の美しい秋、そして白銀の冬・・・、

と言いたいところですが、私の住んでいる地域に雪が積もることはほとんどありません。

はて、では他に冬の美しさとは?

ウォーキングを始めて一年が過ぎ、二度目の冬の景色を眺めながら、ふと「美意識」が頭をよぎりました。

葉で生い茂っていた木々が今は枝を露わにし、地面に敷かれた枯れ葉を踏むと、乾いた音がします。冬の散歩は寒さに耐え、景色は寂しくてつまらない、そう思っていました。

ところが最近、冬の空気は冷たいけれど、実は澄みきってきれいで、周りの景色も美しく見せているのではないかと思うようになりました。早朝の朝陽が一層美しく輝きます。

寂しいと思っていた木々をよく見ると、その造形の何という美しさでしょう。

木の枝のシルエットがこんなに美しかったのかと驚きました。

自然がつくり出す「造形」に勝る「美」があるのでしょうか?

歳のせいだな、と実感しました。若い頃には感じなかったこの感覚。そして最近「美意識」とは何かを考えるようになったおかげです。

私たち日本人は、ゆたかな自然を親しみ、四季の移り変わりを肌で感じる、まさに日本独特の「美意識」を知らず知らずのうちに身につけていているのかもしれません。

ふと、あの名曲が頭をよぎりました。そう、もしかしたら私たちは「オンリーワン」を目指せばよいのかもしれませんね。

ウォーキングを続けてきた、思わぬご褒美でした。

  • 和 食

年齢とともに代謝は落ち、若い頃と同じような感覚で食事をするといけませんね。

自分のことばかり気にしていたら、家族も最近太りだしていることに気が付きました。

コロナ太り、テレワーク太り、正月太り。

そうか家にいる時間が長い時は、食事の内容も量も変えないといけないのか。

おうちにいる時間が長いと食費が増えて困ると思っていたら、その逆でした。

私がダイエットを続けていて、効果があったこと、反対に失敗したなと思うこと

多々あります。それを書き出すと、このブログの趣旨からずれてしまうので、

今回は和食に関して、私見を書いてみます。

やっぱり、健康的に痩せるには和食が最適だと思いました。

無形文化遺産だと聞いたことがあります、

美食家でもなく、料理のセンスも全くない私ですが、ここ数日、和食の「美」を

はじめて感じるようになりました。それが「豆皿」です。

みなさんのご家庭では、「豆皿」をお使いになりますか?

我が家は、せいぜい小皿を使うくらいです。二か所くぼみがあって、二種類の副菜を盛り付けることができるお皿はお気に入りです。

ダイエットを始めて一年経ちますが、ようやく気が付いたのが、質や量はもちろんですが、時間と食べ方も重要だと。

そして、食べ方とは、少量を数種類食べること。栄養のバランスはもちろん、お皿を一枚一枚完食する満足感。

それだけでなく、豆皿は盛り付けたときに料理を引き立たせ、美しく見せる効果があるように感じます。

確かにうちは引き出物のお皿が多く、お気に入りといえば「イッタラ」。

料理の好きな友人のおうちにお邪魔すると、食器が素敵すぎて感動します。

なるほど、そういうことか。和食は、料理と器がセットで美しいのだと。

日本の「美」がここにもありました。

最近料理本も気になって、読書のスピードが落ちてきています。「和食器」も。

でも今日こそ、クリステンセン教授の本、味わいながら読み進めますよ。 接種4回目。腕の痛みが一番ましでした。

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<イノベーション>美意識を磨く

みなさん、こんにちは。

ご訪問頂き、ありがとうございます。

気が付くと一月ももう三週目ですね。ついこの間お正月を迎えた気がするのですが。

勉強も大詰めに入りましたが、「美意識」の本もなんとか読み切りました。

どっぷり著者の世界観に浸りながら、自分自身の「美意識」を問い続けた一週間でした。

ポーリーン・ブラウン(著)/ 山口 周(監訳)

『ハーバードの美意識を磨く授業 - AIにはつくりえない「価値」を生み出すには』

(三笠書房, 2019年, ¥1,800+税)

ハーバードの美意識を磨く授業 AIにはつくりえない「価値」を生み出すには (単行本) [ ポーリーン・ブラウン ]
価格:1,980円(税込、送料無料) (2023/8/21時点) 楽天で購入

著者プロフィール

ポーリーン・ブラウン氏

ダートマス大学卒業後、ペンシルベニア大学ウォートン校にてMBAを取得。

ペイン・アンド・カンパニーで戦略コンサルタントを務めた後、エスティ―ローダーなどの美容関連企業の上級管理職を経験。LVMHモエヘネシー・ルイビトンの北米地域の社長に就任。

2016年からハーバード・ビジネス・スクールにて、「美意識」の重要性を説く学際的な講義を開講。

本書は、次の3部から構成されています。

  • AIを超えるもの<美意識>とは
  • <美意識>をどう磨くか
  • <美意識>がつくり出す未来

まず第一部では美意識がなぜビジネスにとって重要なのか、豊富な事例を紹介しながら、

美意識が重要な経営戦略の一つであることが明らかになります。

第二部は、タイトル通り、いかに「美意識」を磨くか、たくさんのヒントが書かれています。

とはいうものの、これという「正解」はないように思います。答えは、私たち自身が自分に問いかけ、自分自身で「美意識」を磨かなければならないことに気が付きます。

著者がいうように、私たちは自分が思う以上に「美意識」を備えていて、「美意識」は筋力と同じように鍛えることができるのです。

第三章では、「ビジネスにおける美意識を再定義するになるであろう4つのトレンド」について書かれています。AIが益々進化していく一方で、美観・五感・創造性・手作りなど人間固有のものの価値が一層高まる傾向や、環境問題などへの企業の社会的責任(CSR)が評価される時代に入り、益々「美意識」の重要性を再確認することでしょう。

本書を読み終わって感じたのは、「美意識」は、単に美しさを追求するだけではなく、自分の価値基準だったり、人間のもっと深い根源的な欲求だったり、想像していたよりずっと深い認識が必要なのだと思いました。

一方著者が外国の方なので、どこかカルチャーギャップというか、私たち日本人とは少し違った美意識をお持ちなのかなと思いました。

日本の美は、「詫び寂び」とか「余白の美」だとか思い浮かびます。そして、「茶道・華道・書道」など、たくさんの「道」があり、この「道」を究める過程で「美」が磨かれる、そういう文化もあるのかなと思いました。

そこで先日、日本人の美意識に関する古書を注文して、今日届く予定なので、また今後ブログでご紹介したいと思います。

今日はここまでにします。ご参考になれば幸いです。

次回は、クリステンセン教授の本をご紹介したいと思います。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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【特別企画】北欧特集

みなさん、こんばんは。ご訪問頂き、ありがとうございます。

北欧といえば、デザインや家具、食器など人気ですが、「世界一幸せな国」

と称されていたり、働き方、教育レベルの高さなども注目されていますね。

北欧は、秋から春までの日照時間が短く、暗くて長い冬の時期を家の中で過ごさなければ

いけないことから、いかに自宅で快適に過ごすか、インテリアや照明など、様々な工夫がされているようですね。

一方で日本人と美意識が似ているところもあったり、日本の住まいとの間取りが似ていたりして、日本の暮らしにも北欧家具がなじみやすかったりして、親近感を覚えたりします。

勿論、働き方や価値観など、日本とは異なるところもあるみたいです。

働き方を取り上げてみても、日本がそのままお手本にするには難しいのですが、参考程度に読んでみるのもいいのかなと思い紹介することにしました。

北欧の暮らしについても、コロナ禍で自宅時間が長くなってきた今、参考にしたい暮らし

のアイデアがあるような気がします。私も今改めて読み直してみて、これからの暮らしを見直してみたいなと思っています。

以下2冊をご紹介します。

  • 堀内都喜子(著)『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』

読者が選ぶビジネス書グランプリ2021「イノベーション部門」受賞

(ポプラ社,2021年, ¥860+税)

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか (ポプラ新書 182) [ 堀内 都喜子 ]
価格:946円(税込、送料無料) (2023/8/21時点) 楽天で購入
  • 芳子ピューエル(著)『世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』 

(大和書房, 2017年, ¥1,400) それでは、また。

世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし【電子書籍】[ 芳子ビューエル ]
価格:1,232円 (2023/8/21時点) 楽天で購入
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【特別企画】岩田さん

みなさん、こんばんは。ご訪問頂き、ありがとうございます。

今日は時間にゆとりができたので、週末・休日企画を前倒しで投稿します。

表題の「岩田さん」、親しみの込められた本書のタイトルです。

「岩田さん」って誰?と思われるかもしれませんね。私も初めてこの方のことを知りました。

あのゲームが、あのゲーム機が、「岩田さん」によってつくりだされたとは、知りませんでした。

ほぼ日刊イトイ新聞・編『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた』

(株式会社 ほぼ日, 2019年, ¥1,700+税)

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
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「岩田さん」とは、岩田 聡氏、任天堂元代表取締役のことだそうです。ゲームファンの方でしたら、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。本書によると、岩田氏はHAL研究所で卓越したプログラマーとして数々の傑作ゲームを生み出し、任天堂の社長に就任したからはニンテンドーDS、Wiiといったゲームに送り出して、「ゲーム人口の拡大」に貢献した人(p.3)だそうです。

残念ながら、岩田氏は2015年にお亡くなりになられたそうです。本書は、日刊イトイ新聞と任天堂公式ページに掲載された記事から、岩田聡さんの言葉や思いを再編成したものだそうです。

本書は、私には珍しく一日で読み切りました。どう表現したらよいのか難しいのですが、

この一冊を読んだだけで、岩田氏の人柄や考え方、クリエイティビティにはまりました。

プログラマーとしての、クリエイティブな一面とロジカルな一面が経営にも生かされていたり、すごく俯瞰力のある人だなと思う一方で、非常に細かなところも見ていらして、

すごく勉強になるなと思いました。

そして「みんなをハッピーにしたい」、岩田氏のその純粋な気持ちが任天堂の強さと魅力に

表れているのだと感じました。

そして、あの人気ゲームやあのゲーム機器の誕生秘話も書かれていて、ゲームファンでなくても興味深いお話だと思います。

前回の、『SHIFT』もそうでしたが、イノベーションは単なる発想だけではなく、戦略と論理的思考が重要なんだと今回改めて思いました。アイデアも大事ですが、やはり幅広い知識や研究を土台にしないといけないと痛感しました。そして、センスも。

このあと引き続き、【特別企画】北欧特集と投稿します。

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<イノベーション> SHIFT ④ (完結)

みなさん、おはようございます。

いよいよ最終回です。無事読み切りました。

本書に書かれていたように、確かにぼんやりわかったというレベルではありますが、

それでも私の頭の中のモヤモヤはすっきり晴れたように思います。

本当に素晴らしい教科書に出会えたと思います。

イノベーションの全貌が、ようやく見えたと思います。‟unveil(アンベイㇽ)!“

第10回 プライジングを動的にとらえる  エクスターナルマーケティング応用編

この回では、「プライジング(価格設定)をいかに構造化し、判断すべきか掘り下げて解説する。商品の「価格」がユーザーの意思決定を左右する。

・認識価値と認識価格

・フェアバリュー(適正価格)・ライン

・プライジングにおける3つの戦略

プライジングのセオリーの解説が素晴らしく納得のいく説明である。

第11回 自由度の高いフェーズにリソースをかける SHIFTを起こす時間管理

時間管理は、時間というリソース以外にも、ヒト・モノ・カネの配分に直接的影響を

及ぼすため、プロジェクトの成果を左右するきわめて重要な観点となる(p.217)。

・事業プロセスごとの自由度と資源配分

・コンセプト設計フェーズ内での時間配分

・悪魔のチャート

第12回 個人で考えきってこそ議論の質が上がる SHIFTを生み出すコラボレーション

この回では、「コラボレーション」について、その本質とチームメンバーの力を化修するための正しい手法を解説する(P.237)。

濱口氏は、この回で扱うコラボレーションとは「専門能力が高い複数のメンバーが集まり、

頭数以上の成果を出すこと」である(p.238)と定義する。

・質の高いコラボレーションを実現する「三つのポイント」

第13回 学ぶものが教える者を超えなければ意味がない SHIFTを起こせる人材の教育

この回ではSHIFTを起こせる人をどうすれば育てられるか、その効果的な育成手法を解説する。

・ナレッジのダウンロード

・ストラクチャード・ケイオス型の人材

第14回 不確実性を論理的に乗り越えるSHIFTに関するQ&A

この回では、読者から編集部に寄せられた質問への回答が書かれている。

質問は、「不確実性」に関するものが寄せられている。

以上です。

すでに本書を読まれた皆さんもいらっしゃると思いますが、どのような感想を持たれたのでしょうか。私は、イノベーションに関わる職種に携わったことはないのですが、最近友人から、「イノベーションに関心があるなら、ブログでイノベーションを起こしてみたら?」

と指摘されました。う~ん。

濱口氏は冒頭で、SHIFTは日本人に適した考えだと書かれていましたが、読み終わってみて、なんとなくそう思えるようになりました。生まれもって備わっている感覚というのでしょうか。はなから、無理だと決めつけるのではなく、何かしら本書から学んだことを実践してみたいなと思います。そして、自分流にアレンジしてみたいです。

それでは、次回は「美意識」に関する本を紹介したいと思います。

なぜ、「美意識」が必要なのか?何にどう活かせるのか?

興味を持たれた方は、よければ次回もご訪問お待ちしております。

それでは、また。

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<イノベーション> SHIFT ③

みなさん、こんばんは。

今日は成人の日でしたね。

街行く晴れ着姿のお嬢さんたちが、輝いて見えました。

お母さんに付き添われて式場に向かわれる姿を見ると、我が子のようにジーンときました。

子どもは、本当にあっという間に大きくなりますよね。自分もそうだったのかな・・・。

さあ、『SHIFT』の続きを読みましょう。

第6回 不確実性の中で意思決定を下すには インターナルマーケティングのアプローチ

第5回に引き続き、「β100」という手法について、その設計と分析に焦点を当て、更に詳しく述べる。

・合意を取り付けるプレゼンテーション法

SHIFTは、その不確実性の高さゆえに、製品化に必要な設備とうしやR&D費の決済を引き出しにくい(P.137)。

この問題を克服するために、濱口氏は「β100」という手法を紹介している。

第7回 戦略意思決定の質を高める インターナルマーケティング応用

「β100」という手法で得られた予測数値をもとに意思決定を行う「ディシジョン・マネジメント」について解説する。

素晴らしい手法のようだが、ノウハウをマスターするのに最低でも1年半から二年の時間を要する上に、ロジックの構築ができてプログラムが組めるという合理的思考や数学的センス、プログラム能力が必要である(p.153)とのことで、決して習得は容易ではなさそうだ。

第8回 ユーザーの心をいかにとらえるか エクスターナルマーケティングセオリー

この回では、「エクスターナルマーケティング」の考え方と手法について述べられている。

・ユーザーの心をとらえる3つのアプローチ

エクスターナルマーケティングの目的は、ユーザーの心をとらえることである(p.157)。

これには3つのアプローチがあると濱口氏は考える。これが「なるほど」と納得するほど

面白い。

第9回  誰に何をどのように働きかけるか エクスターナルマーケティングアプローチ

この回では、具体的な事例を挙げながら、成功をもたらすエクスターナルマーケテイングのポイントについて解説する(p.174)。

ここでは、エクスターナルマーケティングの成功率を高めるためには何が必要かを学ぶ。

今日はここまでとします。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

次回『SHIFT』は最終回としまして、次作は理論編に戻る前に、「美意識」についての本をご紹介する予定にしております。 それでは、また。

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