<イノベーション>SHIFT②

みなさん、こんばんは。

連休2日目ですね。

休み疲れがたまってきて、最近は朝がゆっくりです。

もうすぐ新学期。早起きできるか心配です。冬休みは本当に短いですね。

今日はSHIFTの続きを読みました。整理されていて、読みやすいと感じました。

実際、自分がこの作法を使えるかどうか自信はありませんが、概念は理解することができたと思います。イノベーションに限らず、色々な問題解決に使えそうですね。

まずはこういう思考の癖をつけていくことからかなと思いました。

第2回 SHIFT領域の考え方

「SHIFT」を起こす対象として「ビジネスモデル」(B)「テクノロジー」(T)「コンシューマーエクスペリエンス」(C)という3つの領域がある。これらの「方向」と「大きさ」の変化のベクトルをどのように設計すればインパクトを最大化できるか考える。

デルは、ビジネスモデルとコンシューマーエクスペリエンスの二領域でのSFIFTを起こした。アップルは、3つの領域でSHIFTを起こした。

第3回 バイアスを破壊する イノベーション発想のセオリー

この回では、イノベーション発想のセオリーを紹介する。

・専門家ほど、強いバイアスを持っている

・SHIFTにつながるイノベーション発想ができる「作法」

・構造がないものは破壊ができない

・バイアスの構造を見定める

第4回 問題の本質から強制発想するイノベーション発想のアプローチ

イノベーション発想のアプローチをより実践的に紹介する。

ここでは、「新国立競技場の建設問題」を例に、より実践的な思考実験が紹介されている。

・強制発想(強制的にアイデアを生みだす)

・ストラクチャード・ケイオスの状態で思考する

第5回 市場を実験場にしないインターナルマーケティングのセオリー

「イノベーション」(I)のコンセプトが決まった後、その不確実性の高いアイデアを経営陣

に納得させるための「インターナルマーケティング」のセオリーを考える。

・不確実性の壁

・β100

今回は、以上です。

それでは、また。

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<イノベーション>SHIFT  第一回

みなさん、おはようございます。

昨日、ちょっとした移動中に早速『SHIFT』 を読みました。まだ第一回目ですが、

みなさんにもいち早くご紹介したいと思い、また私の気分転換も兼ねて投稿します。

Kindle、最高です。ペーパーで本を読んでいる感覚と変わりません。

これこそ、イノベーションではないでしょうか。この小さな端末の中に、100万冊の本が

入るのですから。

これ以上本が増えると、本棚を買い替えるしかないかと困っておりました。大学の研究室みたいに、天井までびっしり埋めるしかなくなるかなと・・・。

それでは、あらためてご紹介します。

濱口 秀司(著)『SHIFT : イノベーションの作法』

(Kindle版(電子書籍, ¥4,455)

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プロフィールは省略させていただきます。

このブログでも、何度かご紹介させていただきましたが、濱口秀司氏は、USBフラッシュメモリやイオンドライヤーのコンセプ開発などを手掛けられた、伝説のイノベーターです。

本書は、濱口氏の初の論文集で、構成は全14回の連載(?)と、最後に、本ブログでも以前紹介したHBRの論文『「デザイン思考」を超えるデザイン思考』が収録されています。

濱口氏いわく、「日本こそ世界にインパクトを与えるSHIFTを起こせるはずだ。いや、資源に乏しく人口減少を迎える日本は、SHIFTを起こさなければならない。」(位置No.88)

と述べています。

イノベーションは、次の2つに大別されるという。一つは「SHIFT」、もうひとつは「JUMP」。

それでは、この『SHIFT』とは、なにか?濱口氏は、「SHIFT」という、偶然のひらめきや一部の天才に頼らない作法で、だれでもイノベーションを起こせる方法を体系的に紹介しています。

詳細は本書を読んでいただくとして、この回で特に気になったのは「ストラクチャード・ケイオス」の概念です。以前ご紹介した論文にも触れられていましたが、「アイデア出しの際には思考モードをこの状態にコントロールしなければならない。」と本書でも述べられています。私が初めて、この概念について読んだとき、脳みそがよじれるような気持ち悪さを感じました。でも、このブログをつくりながら、ようやくこの概念がなんとなくわかるようになりました。自分でも、なんとなくこの感覚がわかる気がします。

確かに、自分がクリエイティブな思考モードに入っているときは、右脳左脳の中間に安定しているときのような気がします。実は、私がブログの記事を書いているときは、多分この状態に入っている時だという自覚はあります。でも、あとで読み直して、おかしいなと思う時は、なるべく書き直しています。この時は、左脳モードで客観的に読まないといけません。

時間がない時は、「えいや」と勢いでそのまま投稿しています。

今日も、そうです。すみません。

本書は、数年前に試し読みで読んだのですが、今こうして読むと、大変わかりやすく説明されている本だと感じました。きっと、皆さんもそうお感じになられるのではないかと期待しております。ここまで、わたしと一緒に修行を積まれてこられたのですから。

次回は、少しまとめて読んでからご紹介したいと思います。

さあ、これからインプットモードに切り替えます。

そして、正月太りを解消すべく運動もしなければ。

それでは、よい週末を。

今週の週末企画はお休みいたします<(_ _)>

あ、そうだ 「Chat GPT」ご存知ですか?昨日初めて見ました。ここまで来たか!と驚愕しました。興味のある方は、よかったら是非調べて試してください。そして、ミラクルを体感してみて下さい。

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【特別編】センスを磨く

みなさま、おはようございます。

今日から仕事はじめの方もいらっしゃるかもしれませんね。

私は、今日は一日オフの日にして、読書とスケジュールの組直し、やり残した掃除をしようと思います。

明日から、集中してインプットモードに入りたいので、なるべく今日中に読み終えて、今晩か明日の朝に投稿できたらいいなと思っています。

読みながら、ふと、やっぱり「センス」も大事じゃないかな、という思いがこみ上げてきたので、これまでご紹介しなかった「センス」に関する本を2冊ご紹介したいと思います。

ただ、すみません。今2冊とも手元にありません。

1冊は、大切な友人にあげました。でも、また今無性に読みたくなりました。また購入すると思います。

もう一冊は、行方不明です。我が家のどこかで救出されるのを待っているはず・・・。

  1. 水野 学 (著)『センスは知識からはじまる』朝日新聞出版(¥1,540)
  2. 松浦 弥太郎(著)『センス入門』筑摩書房(¥1,450)

水野 学さんの本は、山口 周さんの『世界のエリートはなぜ美意識を磨くのか』と一緒に購入したのを記憶しています。あの頃は、デザインとかセンスとか興味を持ち始めた時期でした。水野学さんの本をきっかけに、雑誌や本を買って、とにかく「目を肥やそう」「知識を増やそう」と努力するきっかけになりました。

弁理士になれたなら、文系出身の私は「意匠」をメインにすることになりそうなので、「美観」とか「センス」とか磨きたいなという思いもあります。もし憧れのデザイナーさんとか建築士さんとお仕事ができるなら、などと妄想すると、やっぱり多少の予備知識は持っておきたいなという思いもあります。しかし、試験に受からなければ、ただの趣味ですが。

松浦 弥太郎さんの本は、私が覚えている限りでは、「センスって深いなー」という印象だったと思います。でも、松浦さんのお人柄なのか、読んでいてほっこりするような温かい本だったと思います。本質がわかる本かな。

よかったら、ご参考までに。

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<イノベーション>想像力の民主化

みなさん。こんにちは。

お仕事をされている方は、もういつも通りの日常に戻られているのでしょうか。

本日3本目の投稿になります。

明日から、しばらくゆっくりしようと思います。

さて、今回ご紹介する本は

永井 翔吾(著)『想像力を民主化する たった1つのフレームワークと3つの思考法』

((株)BOW&PARTNER, 2022年, 定価¥2200)

実は、この本を入手したのは、「デザイン思考」の大詰めでアート思考に入る直前くらいだったと思います。割と出たてほやほやくらいに購入したと思います。

みなさんもきっと同意見だと思いますが、このタイトルに惹かれますよね。

“○○の民主化”このフレーズ、気になりますよね。しかも「想像力」。誰もが手にしたい

思考法です。

少し読んだだけで、もうすっかりはまってしまい、一刻も早く紹介したいという衝動を抑えるのに必死でした。先に告知だけでもしようかと思ったくらいです。

ただ私個人のこだわりで、本を紹介する順番というか構成も一応考えながらやっておりますので、時機遅れてのご紹介となりましたことをお詫び申し上げます。

さて、きっと読者の皆さんの多くの方がきっとこの本を手に取られるのではないでしょうか。もう、思考編はこの本をゴールにしてもいいかもしれない、と思った本です。

私個人の感想ではありますが、これほどわかりやすく「イノベーションの技法」を説明した本はないのではないかと思いました。

クリエーターやイノベーターが、どのようなパターンで発想しているのか、その構造が実にわかりやすく解説されています。難しい理論はなく、豊富な具体例も挙げられていて、苦なく読み切りました。読書スピードの遅い私も、2日で読破できました。

本書の最後に「知覚」と「創発」について、提言されていましたが、素晴らしいとしか言いようがありません。

同時に、「想像力の民主化」によって、イノベーションのハードルがさらに上がったのではないかと思うのは、私だけでしょうか?これから、いかに差別化したらいいのか?

人間が、AIに勝るものとして、「五感」「感性」「感情」などが挙げられるのではないでしょうか?そして「文化」がある。

この本を読んで、色々な想いが浮かんできました。

みなさんは、この本から何を学び、何を想われるのでしょうか。

それでは、次回はいよいよ、濱口秀司さんの『SHIFT』 をご紹介したいと思います。

確か、Harvard Business Reviewの投稿論文をまとめた本だったと記憶しております。

少しずつご紹介しようかなと思います。 それでは、また。

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<2023年 今後の予定>

みなさま、おはようございます。

お正月2日目ですね。

受験生に正月はなく、一層気持ちが引き締まる思いでおります。

今後の予定につきまして、少し方針が固まってきたので、ご案内させていただきます。

「イノベーション 思考編」は、次作が大詰めで、ラストに濱口秀司さんの『SHIFT』に挑みたいと思います。まだデバイスの準備ができていないので、どうするか迷っています。

思い切ってKindleを買うか、パソコンでダウンロードするか、スマホで頑張るか・・・。

きっと一生モノだと思うので、Kindleかな・・・。

そのあとは、ひたすら理論編になりそうです。途中「美意識」を入れたり、面白そうな本があれば「テクノロジー」編を入れたり、伝統工業からのイノベーションの本をまだ読んでいないので、これも紹介して、ここから何かヒントを得られたらいいなと思います。

理論編は、クリステンセン教授とマイケル・ポーター氏の書籍にしようと思います。

パズルで例えるなら、しっかり縁を固めなければ。

以前ご紹介した『戦略の創造学』(山脇秀樹氏著)が書かれていたように、「ドラッカーで気づき、デザイン思考で創造し、ポーターで戦略を実践する」、ここにつながってきましたね。

もしかしたら、読者の多くの方が「思考編」で途中下車(乗り物に例えるなら)されるかもしれませんね。ここまでで何か収穫があればいいなと願っております。

イノベーションの本については、新刊もチェックしていきますが、一通りご紹介したら、その後は次の目標として「ソーシャル・イノベーション」について勉強しようかなと予定しております。

まずはCSV(共通価)、すなわち企業が事業を通じて社会的課題を解決することで創出される「社会価値」と「経済価値」を両立させる仕組みについて勉強していきたいなと思います。私の旅の最終ゴールは、ここなのかなという気がしてきました。つまり包括的な「イノベーション」を勉強すること、これをライフワークにしようかなと。

これは、弁理士を目指す一受験生としてではなく、もはや私個人の趣味だと思います。

もし、ご関心をお持ちいただける方がいらっしゃれば、末永くお付き合いよろしくお願いいたします。

それでは、よい新年をお迎えください<(_ _)>

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<バックヤード> ひとり遊び

みなさんは子どものころ、どんな遊びが好きでしたか?

先日ご紹介した『リアル企業内イノベーター』の本を読みながら、ふと自分の子どものころの記憶がよみがえってきました。

我が家の大人たちは全員仕事をしていたので、兄弟が留守の間はひとりで遊ぶことも多かったです。外で子ども同士遊んだりもしていたのですが家に帰るとひとりで遊ばないといけない時間がありました。

そんなときは家の仕事場で邪魔にならないように遊んだり、隅で本を読んだり、仕事場に並ぶものを自分流に並べ替えたり。ひとり遊びは、結構想像力が鍛えられます。

時々絵も描いていた記憶があります。

当時は古い家だったので、「これは何に使うのだろう?」という「ガラクタ」もたくさんあって、ちょっとした宝さがしの気分で探索したりもしました。

意外とひとり遊びの経験が何かの役に立っていることがあるのではないかと思うことがあります。

自分が親になって、初めてこどもに買ったのは「ボーネルンド」というオランダ?外国の玩具を扱うお店のぬいぐるみでした。

家事の間だけでも一人で遊んでくれるようにと、次から次にそこでおもちゃを買いました。知育玩具だったようです。

デザインがよく、手触りもよく、そして子どもの好奇心や発達を促すように考えられていたように思います。いつの間にか親もその魅力にハマってしまい、ここで雇ってもらって玩具の輸入に携われたらなとか、本気で「玩具」の研究をしてみたいと思ったこともありました。

先日ご紹介した「Google流疲れない働き方」でも書かれていましたが、なぜGoogleの社員はよく遊ぶのか?私も遊びは大事なのではないかと思います。

アイデアを生むのに役に立つだけでなく、壁にぶつかったときだって、遊びがヒントになることもあるのではないでしょうか?

私がはまっている遊びといえば、今はパズルゲームくらいです。気分転換に。

いや私の周りの人たちからすると、私は人生そのものを遊んでいるように見えているかもしれません。

みなさんも仕事や勉強、家事以外に没頭できるものはありますか?

それでは、また。

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【年末企画】番外編を公開します

みなさん、こんにちは。

月並みな挨拶ですが、今年もあとわずかですね。

今年はこれで最後の投稿とさせていただきたいと思います。

来年もアイデア編からご紹介します。

ブログを立ち上げて早半年を迎えようとしておりますが、拙いブログにお付き合いいただきありがとうございます。改めて御礼を申し上げます。

今回ご紹介する本を見返して、改めて思うのは2018年から2019年に出版された本が多いことです。皆さんもお気づきかと思いますが、このブログ全体において、この時期に出版された本が多い気がします。振り返ってみると、2018年ごろから書店に足を運ぶ機会が増えたように思います。子育てがひと段落したこともあるかもしれませんが、おそらく

何れかの本をきっかけにスイッチが入って、無意識に何かを探し始めたのかもしれません。なにかピンとくるものがあったのでしょう。

以前、私が集めている本に興味を持った友人に「私は何でこういう本を集めてるんだろうね?自分でも無意識にいいなと思う本を集めてるだけなんだけど。」と聞いたことがあります。

返ってきた返事は「何か繋がってると思うよ。何となくわかるような気がする」と。

ブログを始めたことによって、その答えがわかった気がします。

2018年は、おそらく日本も「イノベーション」への関心が高まりだした頃だったのか、

それに関する本が次々と出版された時期だったのではないでしょうか。あくまで私の憶測ではありますが。

このブログにたどり着かれた皆さんも、きっと何かの答えを探していらっしゃるのではないでしょうか。このブログで、その答えは見つからないかもしれませんし、ここが安住の地ではないかもしれませんが、何かしら発見できる場でありたいなと、そのためにも私自身さらに答えを求めて本を探していきたいと思います。

というようなことで、来年もどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

それでは今回は我が家の本棚に眠っていた、私が読んで面白かったな、参考になるなと思った本を一気にご紹介します。

お役に立てれば幸いです。

  1. 畑村 洋太郎(著)『 失敗学のすすめ 』(講談社文庫,2018年,¥610+税)
  • 塚本 亮(著)『 「すぐやる人」のノート術 』(明日香出版社, 2018年,¥1,400+税)
  • 山本 昌作(著)『 ディズニー、NASAが認めた

遊ぶ鉄工所    

(ダイヤモンド社,2018年,\1,500+税)

  • 山口 周(著)

『 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

NEWTYPE ニュータイプの時代

(ダイヤモンド社, 2019年, \1,600+税)

  • ピョートル・フェリークス・グジバチ(著)

『Google流疲れない働き方』

(SB reative, 2018年, \1,400+税)

  • 涌井 貞美・涌井 良幸(著)『雑学科学読本 文房具のスゴイ技術』

(KADOKAWA、2014年, ¥650+税) それでは、皆さまもよいお年を!

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<直感と論理をつなぐ>

みなさん、こんにちは。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

このブログでも、時に触れ「右脳派」「左脳派」というワードが出てきますが、

もうひとつ「両利きというかハイブリットタイプ」という右脳と左脳が50%ずつという

タイプがあると言われているようです。

『SHIFT』の著者の濱口秀司さんや『問題解決ラボ』の佐藤オオキさんも、右脳と左脳の中間で発想するといいというようなお話をされていたように記憶しています。

この両脳タイプというのは問題解決に適したタイプだと書かれていたことを覚えています。右脳から左脳、左脳から右脳へのスイッチを滑らかに行うこと、

私のイメージでは、弥次郎兵衛が中心を軸にして、左右に揺れながら、常にバランスを保とうとする思考が、両脳思考すなわちクリエイティブな思考なのではないかなと思います。

このブログで紹介したロジカルシンキングとデザイン思考の両方の本を交互に紹介した

意図としまして、右脳左脳のバランス感覚を私と一緒に体感していただけたらなと言う思いでありました。

本当は、ロジカルシンキングとデザイン思考の紹介が終わったタイミングで本書を紹介しようと思っていたのですが、まだそのタイミングではないような気がして延期しました。

『SHIFT』すなわち険しい山の山頂を目指す前に読んだ方がいいのかなと思い、

このタイミングでこの本をご紹介します。

佐宗 邦威 著 『直感と理論をつなぐ思考法』(ダイヤモンド社, 2019年, \1,600+税)

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すでに本書をお読みいただいている方もいらっしゃるかと思いますので、内容はザクッとしたものにして、私の感想を書かせていただこうと思います。

本書は論理的思考(戦略思考)でもなく、デザイン思考でもなく、「直感と論理をつなぐ思考法=ビジョン思考」について、それがどのようなものであるか、そしてそれを習得するトレーニング方法、手順がわかりやすく書かれています

著者の方がおっしゃるように、なるほど左脳タイプの方が論理的に説明されているので、わかりやすいですね。抽象的な概念を、ここまで言葉で伝えることができるのはすごいことだと思いました。超左脳タイプの方なのでしょうか。

ここで本書から離れて、大変僭越ながら私がイメージする、右脳と左脳を行き来する感覚を書いてみますね。

あくまで私個人の感想なので、参考にならないかもしれませんが。

私がイメージする左脳と右脳の切り替えは、例えるなら自転車を一生懸命漕いでいる時が左脳モード、ある程度漕ぎ続けると足を止めても勝手に進む状態(確かgoogleの本にフローの状態と書いてあったような。Google の本は年末企画でご紹介します)が右脳モードかなという感覚をイメージします。右脳は、ふっと力が抜けるリラックスモードはないかと。つまり自転車をこいだり、休めたりを繰り返しながらで勝手に進んだ状態からアイデアが浮かんでくる、そんなイメージです。皆さんはどうお感じになられるでしょうか?

それでもって、私が右脳と左脳のバランスを鍛えるのにいいのかなと勝手に思ったのは、一つは映画鑑賞です。もう一つはゲームです。特にマインクラフトです。あくまでなんの根拠もありませんが、私がこの本を読みながら思いついたことです。いい加減ですみません。

もちろん、本書に書かれているトレーニングも試してみようと思います。

みなさんの感想もいつかお聞きしたいです。

それでは、また。

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【休日企画】i.school(東京大学)

みなさん、おはようございます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

来年は、子どもたちがそれぞれの進路に向けて大事な時期に入るので、この冬休みを

どう過ごすかがとても大事になります。

そこで100均で卓上カレンダーを買い、子どもたちを集合させて、冬休みの課題

資格試験の勉強、次のテストに向けての勉強など何をどれだけいつまでに終わらせないといけないか、すべて書き出してスケジュールを立てさせました。

ただ、「勉強しなさい!」とやみくもに怒っても伝わりませんよね。

スケジュールを立てると、いかに時間が足りないかわかったようで、「ヤバい」と行って早速前倒しで課題に取り掛かっておりました。でも安心はできません、また途中で中だるみします。スケジュールに大幅な遅れがないか、時々チェックしてやらなければ。

手はかかりますが、社会人になるまでに自分でスケジュール管理ができるように仕込まねば。自分も苦労しましたから。それに自分も受験生なので、スケジュールがどれだけテストの出来に影響するかよくわかります。

私はシステム手帳とは別に、勉強用のスケジュールは

Nakabayashi のLogical Schedule Diary 2023 monthly を愛用しています。

サイズはA4かな?普通のノートサイズです。

パステルカラーでサイズもバリエーションがあり、毎年その年の気分でカラーを決めています。箇条書きで内容が書きやすいので気に入っています。

さて、本題に入りましょう。

イノベーションの講義が無料で視聴できる、東京大学のi.choolのご案内です。

もうご存知で、受講されている方もいらっしゃるかもしれませんが、無料会員登録で視聴できるみたいですね。私もこれから会員登録をしようと思います。

https://schoo.jp/class/2091 (東京大学 i.school)

よかったらご参考に。

それでは、皆さんもよい週末を!

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【週末企画】自己啓発本のご紹介

こんばんは。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

明日は朝から出かけるので、一日前倒しで投稿します。

一週間があっという間に過ぎた気がします。

今週は特にあちこち出掛ける用事があったので、余計に感じます。

師走ですね。

みなさんは、クリスマスや年越しの準備はお済ですか?

私は年賀状の印刷を注文して、カレンダーを買って、髪を整えて、一応年越しの準備は

整いつつあります。あとはクリスマスと正月料理をどうするか。

節約のため、知恵を絞ります。

月末にイノベーションとは無関係の本をまとめて紹介しようと予定しておりますが、

今週はそのうちの、いわゆる啓発本というジャンルになるかなと思う本を紹介してみようかなと思います。

1.スペンサー・ジョンソン(著)門田美鈴(訳)

『チーズはどこへ消えた?』(扶桑社,2001年,¥838+税)

『迷路の外には何がある』(扶桑社, 2019年, ¥1000+税)

『プレゼント』(扶桑社,2022年,¥1100(税込))

2.アレックス・ロビラ/フェルナンド・トリアス・デ・べス(著)

田内志文(訳)

『Good Luck』(ポプラ社, 2005年,¥952+税)

『チーズはどこへ消えた?』という本は、私が学生だった頃、大ベストセラーでした。

あれからうん十年たって、日本が置かれている状況がまさにこれなのかもしれないなと

思いました。

うちの子にも、何年か前に読み聞かせたのですが、まだ早かったようでよくわからないと言っていました。もう少し先かな。

それから何年か前に続編が出たのを知って買い、また最近3冊目が韓国ドラマの影響で話題になったと知り買いました。3冊目は、まだ途中までしか読んでいません。

私は2冊目が、これからの日本が目指すところなのかなと思います。希望を込めて。

『Good Luck』も学生のころに買った本です。何か新しいことを始めようとしている人を、勇気づけてくれる本ではないかと思います。

いずれも大人のための寓話で、メタファーです。

でも普遍的なテーマなので、いつか子どもにも引き継ぎたいなと思う本です。

ご参考までに。

それでは、みなさんもよい週末を。

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