みなさん、こんにちは。
何とか年内滑り込みセーフです。
ようやく、この本を読み終わりAIに質問しました。
ゲオルク・フォン・クロー+一條和生+野中郁次郎(著)
『ナッレジ・イネーブリング―知識創造企業への五つの実践』
(東洋経済新報社)
本書は野中郁次郎先生の「知識創造理論(SECIモデル)を
実際の企業でどう実践するかに焦点をあってています。
中心となる考え方は「知識は管理するものではなく、創造を可能にする環境を
整えることが重要」というものです。(野中インスティテュート公式サイト参考)
そのために著者らは、知識創造を促す5つの「ナッレジ・イネーブラー(知識創造を
可能にする条件)を提示します。
以上は本書の簡単なまとめですが、私は本書を読み終えて、ただ1点だけ疑問に
思ったことがあり、それをAIに聞いてみました。
それは、おそらくこの本は大変多くの人に読まれたであろうはずなのに、
なぜ広く実践されてこなかったのだろうか?
もし実践されていたとすれば、日本の企業はもっと活気に満ちていたはずであり、
長く経済停滞に陥るはずはなかったかもしれないのに。
この質問に対して、以下の6つの考えられる理由をAIが提示してくれました。
真偽のほどは、検証しなければなりませんが、なるほどそれらしい理由のように
思われます。
ご参考までに。
1. 内容が高度で、抽象度が高い
概念としては美しいが、具体的にどうやって導入するかわかりにくい
特に「場(ば)」は哲学的で、空間デザインとも違い、制度設計とも異なる。
このあいまいさが実務家にとってハードルになったのではないか。
2. 実践するには「組織文化の変革」が必要で、これが非常に難しかった
3. 短期的な成果が見えにくい
4. 「場(ば)」の誤解と過剰な単純化
・おしゃれなオフィスを作ればいい
・フリーアドレスにすればいい
・コミュニケーションスペースを作ればいい
というような表面的な場づくりに走ってしまい、本来の「知識が生まれる関係性の場」
が実現できなかった
5. 知識アクティビストの不在
知識アクティビストを育てる仕組みを企業が持っていなかった
6. デジタル化の波が早すぎた
本書が出た頃、デジタルツールはまだ未熟でした。
その後、ナッレジマネージメントツール、社内SNS、コラボレーションツールが
急速に普及したが、これらは「形式知の管理」には強い一方、暗黙知の共有や
場の創造には向いていなかった。
以上が生成AIの回答でした。
みなさんは、どのように感じられましたか。
私は、ただなるほど、言われると確かにそうかもしれないなと感じました。
さらに、「場」という概念について、本書の冒頭で西田幾多郎氏のことが
触れられていたので、それと関係するのかと尋ねました。
もっと言うと、「禅」とも関係があるのかと。
AI曰く、野中先生が西田幾多郎氏のことをご存じだったとのことで
関係しているように思われます。禅も、確かに西田幾多郎氏が禅に
関係しているので、本書には書かれていませんが、間接的には
関係しているかもしれないみたいです。
西田幾多郎氏に関する書籍は、我が家に2冊あるので、来年は折を見て読みたいと思います。
「場」という概念が、どうも引っ掛かりますよね。
以上を踏まえて、「知識創造企業」を目指すにはどうすればよいのか?
それは、まだAIには聞いていません。
その前に、この続編の『ワイズカンパニー』を読んでみたいと思います。
野中先生が、どのような思いでこの本を出版されたのか、想像しながら。
今回は、ここまでにしようと思います。
そして、今年の投稿も本日で締めくくりたいと思います。
今年も本ブログ「ブレークスルー 放課後図書室&自習室~creative mind~」に
ご訪問いただき、ありがとうございました。
来年は、ソーシャル・イノベーション編「空き家」に関する本を紹介したいと思います。
来年の7月で、ブログ開設から4年目を迎えます。
来年も初心忘れるべからず、永遠のルーキーのつもりで精進してまいりたいと思います。
それでは、みなさまもよいお年を!
らん